2017-06-18(Sun)

これまでのSTについて~食べる訓練編~

あらゆるリハビリの中でもっとも効果を感じていない上、色々迷いも感じている、食べる訓練についてですが、今までトライしてきたことを、書いていきたいと思います。


まず、

【食材について】

世の多くのお母さんがお子さんの食事メニューに頭を悩ませられていたり、同じ障害のあるお子さんのママさんの中でもミキサー食や刻み食をつくられている方がいたり……そんな中、私はかなり手抜きさせてもらっている……というよりも、料理という意味では、本当になにもしていません(笑)。


私が娘の訓練で一番使用することが多いのは、凍らせたジュース。

ジュース色々0616

↑冷たいものの方が嚥下反射を促すとのことで、使っています。あおいはアレルギーもあるので色々と慎重になりますが、アイスやシャーベットもたまに使います。

ジップロックにジュース保存0618

↑ジップロックに液体を適量注いで凍らせてしまうだけ。あおいは、嚥下障害がかなり重度で、ほんの少ししか試せないので、必要な分を、パキッと割ってコップにいれたりしています。

小分けパックジュース保存0618

↑もしくは、こういう少量ずつ小分けにできるパックを使用することも…。


凍らせたジュースコップ0616 - コピー

↑少し溶けるまで待って、あおいに飲ませています。(人参ジュースは、あとからの胃残確認の際にも色がハッキリしていてわかりやすい。)


ジュース以外では、粉末状で、お湯を入れて溶かせてのめる、スープやだし汁などをつかっています。(こちらは凍らせたりせず、やや温かめの状態で使用。)

お手軽食材

いつも必ず“とろみをつける”ようにしています。

とろみをつける食材

↑とろみをつける材料も色々あるみたいですね…。個人的には、コーンスターチが元の味が崩れないかも…と感じました。右端にある“ゼライス”は粉末状のゼラチン質のもので、リハビリの先生のススメで最近購入してみたのですが、動物性たんぱく質なので、アレルギーに慎重になってしまい、結局まだ使っていません…。



とろみをつけることのメリットというと、“誤嚥しにくい”ことだと思っていたのですが、“とろみがあることで材料にまとまりがでる”“まとまりがでることで舌の上から喉の奥に、運びやすくなる、飲み込みやすくなる”とおききしました。


とろみをつけたコーンスープ

↑コーンスターチを加えたコーンスープ。娘に悪いけど、あんまりおいしそうにみえないな…。マドラーでかなりかき混ぜても、粉っぽさが残ってしまう…。




“とろみ”に関しては、出来上がりに毎日少し差がでてしまっているのが反省点ですし、そもそも、どれ位のとろみがベストなのか……が実感できておらず、摂食指導の専門の人に、アドバイスいただけたりする機会がないだろうか…と思っている今日この頃です。



その他には、家に“ブレンダー”(ハンドミキサー)があるので、スムージーのようなものを作ることもあります。


愛用ブレンダー0618

バナナスムージー0616

↑バナナ約半分とミルク50mlでできるバナナミルクジュースは簡単なうえ、バナナのおかげか、少しドロッとしたとろみ感のある仕上がりになるのが嬉しいです。





【使用するスプーン&食器について】

スプーン色々0616

スプーンは、最初、スーパーで購入したときにいただける、アイスクリームのスプーン(写真・右側2点)などを使っていました。口が小さく、一度にごく少量しか試せないあおいには、丁度良く、またかたちも平で使いやすかったです。

その後、試せる量が増えたので、大人用アイススプーンを使ってみたりもしましたが、


最近では、普通の子供用スプーンを使っています。(写真1番左・ファミリアの離乳食スタートセット3,564円についていたスプーン3本セットのもの)

食器はお祝いにいただいた、名入れの素敵なものがあるのですが、あおいの場合、一式使うほどの食事ができず、いつもマグカップに入れて、そこからスプーンですくってあげています。

本当は食器に色々な食材を入れて、少しずつ違うテイストを試せるといいなあ、と思うのですが…いつもなかなか余裕がありません…。



【訓練を行うときの姿勢について】

リハビリについて参考にしている「脳性まひ児の家庭療育」という本にて、「幼児と重度障害の赤ちゃんにとっての適切な体位は“半坐位にして、頭と両腕を前方に保って食べさせること”」とありました。

リハビリの先生にもご指導いただきつつ、昨年は、こんな姿勢で訓練をしていました。

半座位の嚥下訓練0618

↑写真はあおいの代わりに、くまさん。


しかし2歳3か月過ぎたころから、あおいがこの姿勢を嫌がり、のけぞるようになってしまったので、トッターという座位保持椅子の代わりに使用しているもので行うことになりました。

トッターにのったあおい1歳11か月 - コピー


座位保持椅子が今年春にはじめてオーダーをして、夏に出来上がる予定…。より安定した姿勢での嚥下訓練に期待しています。



【飲み込みを促すフォローについて】


もっとも悩んでいる点です。
色々アドバイスいただいたことがあるにもにも関わらず、難しいなあ、と、いつも思っています。

まず、スプーンでジュースなどをすくって、それを娘の口に持っていきます。


スプーンで口へ0616 - コピー

↑ジュースなど液体上のもののときには、あまり奥に入れず、唇の手前あたりから、吸わせるように……とろみのあるものの場合は、ややスプーンを奥に入れて舌の上にしっかり乗せるとよい…とお伺いしました。



そこから、ゴックンをさせるのですが…

口を閉じる動作0616 - コピー

この“ゴックン”をさせるときのフォロー……指のかたち、圧の掛け方にいつも迷ってしまいます。

訪問歯科医の先生には、「自分がものを食べて飲み込むときの口や顎のかたちを意識してください。」「口はそのとき必ず閉じているはずです。」とアドバイスいただきましたし、また、「下アゴ、舌の付け根あたりを閉じさせるように指で圧をかける」ともおききしました。


また本で読んだコントロール方法としては、下記2通りの方法が記されていました。


横からの嚥下アプローチ0618図

↑子供の横サイドから手を添えてアプローチ。

正面からの嚥下アプローチ図0618

↑子供の正面から手を添えてアプローチ。


実際やってみるとこんな感じ…。

横からの嚥下アプローチ0618

↑横から…。


正面からの嚥下アプローチ0618

↑正面から…


これが上手く出来ているのかどうか、イマイチよくわからないんですよね…。
娘が嫌がって、顔を背けてしまったり、アゴを開く力に押し返されてしまうこともしばしば…。

あおいは、嚥下の飲み込みの喉の動きが、極めて微弱だと、いわれることが多いですし、母親の私もそれを実感しているのですが、地道にこの訓練を行いたいと思いつつ、もっと楽し気ないい方法はないのか……と悩んでいます。




【最後に、訓練を行う時間や頻度について】

以前は、躍起になって、夜間以外の4回の経管栄養の時間の前に、必ず、10分~20分、こういう嚥下訓練の時間をとっていました。

でもあまり楽しみを感じられなかったのと、成果も大きく得られていないように思い、最近は、1日に1回か2回、私や家族が揃って食事をするときに、あおいも一緒に座椅子に座らせ、合間に少しお試しする…というようになってきています。




食べる訓練について……

あおいはこの先々も経管栄養・胃ろうがメインですし、”食べさせる”ことばかりを意識せず、もう少し楽しみをもって母子ともにトライしていきたいというのが、今後の課題のような気がしています。


なにか作る段階から娘を参加させたり、あるいは家族揃っての外食の場で娘にも少し食事を試してみたり……そういうことにも今後トライできるといいな。


けれど、食事の形態や、嚥下のコントロールについては、より正確な知識も欲しく、そういう摂食指導の集まりを探してみるか、訪問歯科医の先生がご紹介くださった有料の訪問STさんに伺う機会をつくるか…今後色々検討していきたいと思っています。




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2017-06-17(Sat)

これまでのSTについて~口腔ケア編~

重度の嚥下障害のある娘のあおいは、分離オペを受けるまで、ほぼ持続状態のような吸引があり、誤嚥の危険性もあって、お口のケアや食べる訓練がほとんど出来ていませんでした。


オペ後の1歳7か月頃から、ようやく、そういった訓練にも少しずつチャレンジできるようになり、これまでに、退院指導を受けた病院のSTの先生、訪問リハビリのOTの先生、訪問歯科医の先生にアドバイスをいただく機会がありました。



これまで行ってきた、お口のケアやマッサージについて……簡単なものばかりですが、自分の復習も兼ねてまとめてみました。


まず、病院にいたときにSTの先生から教えていただいたのは、口腔ケア綿棒。



口腔ケア綿棒0616

↑川本産業 マウスピュア口腔ケア綿棒(50本で約1,000円なので、1本あたり20円。)


以前読んだ嚥下障害の本の中に、「凍らせた綿棒で口内をアイスマッサージをすると嚥下反射がでてくる」というようなことが書いてあったので、綿棒には興味がありました。

この綿棒の先端に、凍らせたジュースをつけてみると、あおいが自分で口の中に持っていってくれるようになり、スプーンを嫌がっていた時期に重宝していました。

口腔ケア綿棒0616②

↑綿棒の持ち手の部分を折り切って、少し短くして渡しています。


口腔ケア綿棒使用0616

↑異物が喉に入ると“オエッ”となるような、元来あるべき反射が娘にはないようで、かなり奥にまで綿棒を突っ込んでしまうこともあります。目を離さないように、なるべく寝た状態で使っています。


この綿棒、口の中の刺激になりますし、氷水をつけて内側からホッペタをマッサージしたりもしていました。




また同じくSTの先生から、乳幼児用の“歯固め”を好まないあおい用に、ガーゼでくるんだ氷を口に持っていくように促しては…というアドバイスもありました。


口腔ケア用ガーゼ0616

↑ドラッグストアで打っている100円のガーゼ。(カットして使って、1枚で3回分使える)

ガーゼと氷0616

↑氷を1つくるんで、


氷ガーゼ完成0616

↑ガーゼを巻いて出来上がり。

氷ガーゼを口へ0616

↑歯固めだとすぐにポイっとしてしまって、“口にもっていく”という認識ができなかったのですが、この氷入りガーゼだと、口に運んでくれることがありました。(欠点は、氷の溶けるスピードが速いことでしょうか…。)





そして、在宅に入ってからは、訪問リハビリの先生(OTさん)に、ST面でも色々ご相談させていただいているのですが、昨年教わったのが、手袋を使ったお口のマッサージ。


口腔ケア用手袋0616

↑プラスチック手袋エコヴェール。(100枚入りで280円)手袋は必ずパウダーフリーのものを購入するように、とアドバイスいただきました。



この手袋を使い、下唇、ホッペタの内側、上唇…を、優しくつまんで、ブルブルブルと、振るようにしながら、マッサージしていきます。

(先生は合間に歯茎も触ってくださっているよう。私が触ると嫌がります…。)


手袋マッサージ①0616


手袋マッサージ②0616

↑始めたばかりの頃は、口内が過敏だったのか、泣いたり、嫌がったりでしたが、今ではリラックスした表情をみせることも出てきました。(先生が行うとウットリしてそのまま寝てしまうことも…)



手袋マッサージ図0616

↑図にするとこんな感じでしょうか…あおいは左側の方が過敏なので、右側からスタート。また上唇が一般的に一番過敏の強い部分だそうで、下からはじめます。行っている最中に、口内の唾液が増えるので、合間に、“ゴックン”を促して、顎を閉じさせることも行います。






つい最近まで、顔にチューブが2本もついていたので、口腔ケアについては、煩わしさも感じながら、スキンシップの一環として、日頃から少しずつ続けてきました。


ほんの少しだけずつですが、口角のあがりや、顔の動きがでてきたように感じているので、今後もよい方法を色々探していきたいです。




次の記事は、色々と迷ってきた、食べる訓練について、になります。



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2017-06-15(Thu)

訪問看護師さんに感謝していること

娘のあおいのケアにあたり、私たち家族は、在宅生活がはじまってからずっと週3回の訪問看護を利用させてもらっています。

病院で退院指導を受けている際、在宅開始にあたっての調整を諸々行ってくださった保健師さんから、「訪問看護は週何回、どれくらいの時間に来てもらいたいですか?」と訊かれましたが、そのときは「どのくらいお願いすればいいのだろう?」とピンと来ず、随分と迷ってしまいました。


「中には、家に人が入るのを好まない方もいて、訪問看護などを一切利用されず、全部家族でやっている方もおられます。みなさん人それぞれですよ。」と教えてくださった看護師さんもいましたし、あおいよりお子さんのケアが軽めのママさんの中には、「人が来るのに結構準備もいるし気疲れするので結局お断りしてしまった。」とお話されている方もいました。



「確かに家に人が来てお世話手伝ってもらうって、普通の子育てだとない状況だし、自分の性格的に疲れそうな気もするなあ。」
「でもぜんぶ家族でするって、それはそれでかなり大変だよなあ。」

などと思いつつ、



「いやー。でもやっぱり日中1人は不安だわー。」

「それに、そのうち体重が増えて、大きくなったら、私1人でお風呂に入れられるかわからない。今の内からあおいを見てもらって、知ってもらって、将来的にも手を貸してくれる人とつながりがあった方がいいかも。」


…と考え直し、週の半分くらい、平日3日間きていただけないか、お願いすることにしました。




今訪問をお願いしている事業所さんは2か所……3日とも来てくださる方は別々になっています。

事業者さんのうち1つは地域の訪問看護さん、もう1つは、都の福祉保健局が推進している訪問看護さんです。

どちらも無料でサービスを受けることができています。




(ちなみに、都の実施している訪問事業は、原則週1回しか利用できず、留守番看護などがお願いできないのですが、その代わり母子一緒であれば、どこかに出掛けるのに、看護師さんがアテンドして下さることが可能になっています。

以前は今よりも、重度障害のある乳幼児のケアが、地域の訪問看護さんに浸透しておらず、地域でのケア態勢が整えられるまで、この訪問事業が間に入るようにしていた……というようなお話をお伺いしました。

この訪問事業だと、訪問時間が、1回につき2時間と、比較的まとまった長い時間、利用できていることも嬉しいです。

申請にあたっては、地域の保健師さんを通じて手続きさせていただきました。希望しても支給決定されない場合もあるそうですが、あおいは気切(分離)オペや経管栄養のケアがあるからか、利用許可がすんなりとおりました。)






1回につき90分(もしくは120分)の訪問の中で、メインでお願いさせていただいていることは、やはりお風呂。

あおいは気切(分離)しているため、喉のカニューレ部分への水の侵入を防ぎながら入浴しなければならず、訪問看護さんがついてくださっていると、すごく安心です。


他には、娘と2人で外出する練習にアテンドしてほしいとお願いしたり、娘と2人で電車に乗れるか試したい……と付いてきていただいたり……なかなか一人でチャレンジできないことの付き添いをお願いしたりもしていました。


また、ついつい忘れそうになってしまう非常時の対応……アンビューバッグや酸素の使い方を、定期的にこちらからお願いして、みていただき、やり方に問題ないかなど指南いただくこともありました。





今では、お願いしたいことや、娘のことで悩んでいることをストレートにお話したりすることができるようになってきましたが、在宅が開始してから最初の数か月~半年のあいだは、“家に人が来る”ということに慣れず、変に緊張してしまうことも多かったです。


また“娘を完全に預けて買い物に出かける”というようなことにも、最初は、「親がついてなくていいの?」と、抵抗を感じてしまったりしていました。


ですが、段々と“人の手を借りる”ことにも慣れてきましたし、大変なところを助けてもらわないと本当に生活がまわらないなあ、と、かなり今甘えさせてもらっています。


ぐったり疲れていたときには、「隣の部屋で少し寝てきていいですか?」なんてお願いしてしまったこともありました…。





訪問看護さんから教えていただいた、ケア方法や、地元の療育の情報はもちろんのこと、地域にママ友がいない私にとって、「こういうことをしているお母さんがいる。」というようなお話はすごく貴重な情報源です。


そして、なにより、あおい自身が、訪問看護さんが来ると喜んだり、私と遊ぶときとは違う表情をみせてくれたりすることにも、大きな意味を感じました。



「あおいちゃんは見た目以上に、色々理解できていることが多いと思う。」

「在宅はじまって1年目が一番大変だからね。少しずつ落ち着いてくるから。」



1人でいると、ついついネガティブなことも考えてしまう私ですが、明るいことしか言わない看護師さんたちに励まされ、この1年乗り越えられてきた気がします。



「通園や就学に行けるようになったら、訪問の回数は減らしていくものなのかなあ。」

「それとも体重が増えるとお風呂にいよいよ一人で入れられなくなるから、将来的には増やしていくのかなあ。」



と、先々の訪問看護さんの利用については、色々疑問もあるのですが、「親の私以外に娘の成長を見守ってくれている人たちがいる」ということが何よりも心強く、これからもこの繋がりを大事にさせていただきたいと思っています。



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2017-06-12(Mon)

娘の衣服の着脱について~ロンパースを卒業したい~

もうすぐ3歳になる娘のあおいですが、つい最近まで、日中も80㎝のロンパースを普段着として着せていました。

ロンパースのいいところは……
寝たきりであっても、経管栄養中でもチューブを気にせず容易に着せ替えが可能であること……胃ろう部分への注入の際も前のボタンをいくつか外すだけで簡単にできること……

等々あって、これまでずっと重宝してきました。


着替えロンパース

↑今現在もパジャマとして使っています。80㎝がまだ入ってしまうんですよね…。



お出かけの際には、セパレートタイプのオシャレ着を着せることがあっても、それも前空きのものが多く、とにかく親の私の“着せやすさ重視”でこれまで衣服を選んできました。


けれど、今年4月から週1回の保育生活が始まるにあたって、
「もう赤ちゃんじゃないし、ロンパース卒業したいなあ。子供服売り場に売ってる可愛いTシャツやワンピースも着せたいなあ。」などと思うようになりました。


それに80㎝のロンパースはあっても90㎝のものはない。

この先、市販の製品は、どうしても、前かぶりの洋服が多くなる。不器用な私に手作りのお洋服は多分無理…。


そんなわけで、「娘に前かぶりの服、セパレートタイプの服をもっと着せてみよう。」「それがついでに運動や精神発達の支援にもなればいいな。」……と、勝手に“ロンパース卒業計画”が4月に始動しました。



ちなみに私がリハビリに関して個人的に参考にしている、「脳性まひ児の家庭療育」(前記事)という本では、子供の衣服の着脱について、“子供のもっている技能がどんなに限られたものであっても、それらを練習したり使ったりしなければならない”と書いてありました。



着替えの練習輪投げ2

↑その本の中では、こういう“輪っか”を使って、衣服の脱ぎ着の基本動作を引き出す方法も書かれていました。写真の“輪っか”はアンパンマンの輪投げを勝手に使ってみたけれど、本当は頭や胴体に入る“輪っか”もあるといいみたい。そんな手頃なサイズのもの、なかなか見つからないわ…とツッコミを入れてみる…。


着替えの練習輪投げ

↑確かに脱ぎ着の動作に似ている気もします。カンフー映画の秘密の特訓みたいだな…。



こういった方法も試しつつ、やっぱり着替えそのものにもっと動作を取り入れていきたいと思い、座位姿勢が大変不安定な娘ではありますが、あえて身体を起こす機会をつくり、黒子のように、私が後ろからフォローしていく…というスタイルにチャレンジしてみることにしました。


以下、リハビリの先生にもご相談しつつ、4月から始めた衣服の着脱の様子…なのですが、私の手際が悪かったりで、安定しない感じになってます。(パパが写真を撮るのに協力してくれました☆)


*********


まず、着替えの前に重要なことは、着せるすべてのアイテムを手の届く範囲に置く…ということらしいです。

お出かけ用にジャケットと靴下もつけるとこんな感じかな…。

着替えセットおでかけ0610


下着から順番に…。写真はTシャツからですが、衣服をたくって、できるだけ一緒にもつようにしつつ、首にスポッと被せ、

着替え0610シャツあたまとおし



そのあとは片手ずつ通すように促します。

着替えシャツ腕通し①0610

着替えシャツ腕通し0610②

リハビリの先生が、「半袖の方が通しやすいですから、春夏は着脱の練習をはじめるのに良いシーズン。」と仰ってくださいました。

ヨダレが多いので、着せたそばから汚れてしまうこともあります(泣)前掛け必須…。


ズボンも片足ずつとおします。“ズボンをたくる”のは母がしますが、足を入れるように促すと片足ずつ少しだけあげてくれるようになりました。

着替えズボンあしあげ0610


ここから腰までズボンを持っていくには……

理想としては、こうやって“たっち”を促し、娘がズボンを自分で引っ張り上げてくれる…というものらしいのですが、難しいです…!

着替えズボンあげ0610

代わりに、“腰をうかせてズボンを自分で引っ張る”ように促します。(これも難しくて、どうしても姿勢が崩れてきてしまいました。)

着替えズボン足あげ②0610

着替えズボンはき0610


上着は横から持ってきて、片腕ずつ通すように促し、

着替え前空き袖通し0610


最後は靴下。“前傾姿勢で自分で引っ張って履いてもらう”のが理想らしいですが、これもなかなか難しく、たくさん手助けしてしまいます…。

着替え靴下はくとき0610


そして脱ぐときは……


服を下から上にたくって、「バンザイして。」などといいながら、両腕を同時に上にあげるように促して、引っ張って脱がす方法がメインになっています。
(経管栄養チューブが引っ張られそうでいつも恐る恐るなのですが…。)

着替え脱ぐとき0610①

着替え脱ぐとき0610②



********



4月から、こんな感じの着脱方法を少しずつお試ししてきましたが、最初は、「されるがまま」だったあおいに、ほんの少しずつ、自主的な動きがみられるようになり、私が触らなくても自分から腕をとおそうとしたり、ズボンを引っ張ろうとしたり……色んなサインがでてくるようになりました。


また日頃からやれ運動の訓練だなんだと、娘のペースに合わせきれないまま張り切ってしまうこともある私ですが、こういう、日常の動作から身体を起こしたりする動き・運動は自然なもので、精神的にもフォローしやすいように感じました。


ずっーと、ずっーと、ロンパースにはお世話になってきたけれど、やっぱり女子なので、オシャレのバリエーションも増やしたい。

娘が1人で色々な動作を出来るようになるには、課題が山積みだけれど、とりあえずは、積極的に声をかけながら、一緒にお洋服を着るのを楽しめるといいな、と思っています☆



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2017-06-09(Fri)

念願の眼科初受診

先日、ずっと掛かりたかった眼科の診察をようやく受けることができました。

生後6か月の地点では視力がないとまでいわれていた娘のあおいですが、その後ゆっくりとみえている反応が増え、追視の動作もでてきました。

けれど娘の目のことでいまだに疑問に思う点も多々ありました。


●外斜視なのか、目の焦点が合っていないようなときがあること。

●光をあてても眩しがる動作が長らくなく、2歳半過ぎた最近ようやくでてきたこと

●目の白目部分に、よく見ると、シミ?うすい点?のようなものがあること

●小さいうちからメガネをかけているお子さんがいるけれど、うちの娘はかけなくてよいのか


……など。



外斜視0609 - コピー2

↑ときどきこんな感じで、目の焦点が定まっていないようなときがあるのです…。



今までの入院中に、神経眼科の先生にみていただいた機会もありましたし、色々な先生に眼のことをご相談していたのですが、みなさん、「視力のことは3歳頃にならないとわからない」「今できることはあまりない」とのことで、見送ってきました。


が、ようやくあおいの年齢も3歳近くなったので、在宅の先生に再度お願いして、紹介状を書いていただくことにし、近くの総合病院(分離オペや胃ろうオペをした病院)の眼科にかかることにしたのです。


眼科の診察、朝1番の回を予約していたのにもかかわらず、結局2時間くらい病院にいることになりました。


まず、最初に視力検査室に入り、視能訓練士さんから、「視力をはかります」といわれ、あおいを縦に抱いたまま椅子に座って、そのまま4つの検査?が流れるように、15分くらいかけて行われました。(少し泣いてしまいましたが…)


視力検査06092


①レンズを通してライトを当てて、目の動きや反応をみる

②シマシマ模様のうちわと、無地のうちわを交互に動かしながら、片目ずつ、目の動きなどをみる

③スコープで、目の度数をはかる

④オモチャを遠く近くに動かして目の動きなどをみる


あおいのように、見えているかを自分で意思表示できない子供の視力をどうやって測るのか、大変疑問でしたが、視能訓練士さんの手際のよい鮮やかな検査っぷりに驚いてしまいました。


その後、眼球に異常がないかみるため、瞳孔を広げる点眼薬(まぶしさをおさえるらしい)を5分おきに3回さしたあと、その効果がでるまで45分待機。


待ち時間を経て、いよいよ眼科の先生の診察。ルーペのような大きなレンズを越して、光をあてたりしながら、眼を詳しくみていただきました。



診察の結果は……


目に異常はないが、遠視が強いので、メガネをかけましょう、とのことでした。



遠視の値も教えてくださいましたが、(左右差もありました)子供の視力として、どのくらい悪いのか、あまりピンときませんでした。


先生いわく、遠視が極めて強いと目が内側に寄るが、娘の場合は、左目が外に寄る感じなので、メガネをかけることで矯正できる可能性もあるとのことでした。



また、気になっていた、眩しがる動作については、「反応が出ていると思う」とお答えいただき、
白目にあるシミ?のようなものは、ホクロのようなもので、大きくなったりしなければ、問題はない

と仰ってくださり、メガネの処方箋を出してくださいました。


そこで、
「メガネってずっと掛けとかないとダメなのでしょうか。」

と質問してみたのですが、

「基本的に掛けている間しか成長しないので、日中は掛けておくように。」とのこと。


ええっ、じゃあやっぱりもっと早くメガネをつくった方がよかったのか。

と、思わず、

「もっと早くここに来た方がよかったでしょうか。来るのが遅かったでしょうか。」

などと訊いてしまいました。

すると、

「視力は8歳頃まで成長するといわれています。」

「3歳頃までみえている反応が掴みづらいのは事実で、そのくらいから眼科にかかる方も多いですよ。」

と答えてくださいました。



あおいは網膜には出生時から異常がなく、視神経が委縮しているでは…などと当初いわれてきたのですが、それでもゆっくり発達してくれてきたように思うので、今後も気長にみていけると嬉しいな、と思いました。



眼科の診察……。

待合室には小さいお子さんがいっぱいで、とてもとても混んでいました。

実は、紹介状を用意していただいて、予約しようとしたのは5月上旬だったのですが、すでに1ヶ月も空き枠が埋まっていて、その間待ってしまいましたが、今回のタイミングで受診できてとても良かったと思いました。


うちはパパも、私も近視で、メガネ・コンタクトをかけていますが、あおいは人のメガネを掴んで放り投げてしまうこともしばしば。



ちゃんと掛けてくれるのか、大変心配なのですが、メガネの処方箋を持って、今度、紹介のあったメガネ屋さんに行くことになりました。


可愛いメガネあるかなあ。
ドキドキだけど、ちょっと楽しみです☆



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原因不明の脳性麻痺の娘・あおいについて綴るブログです。喉頭気管分離オペ・胃ろうオペを受けています。

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