2017-10-04(Wed)

絵カードへの挑戦その③~カードの識別~

夏から始めた、絵カードを使ってのコミュニケーションの練習……家にいるときに少しずつ試しつつだったのですが、ここ最近、娘に大きな変化がでてきました。



絵カードを離れたところに置く……ということを試していくうちに、娘が”いざり這い”のようなかたちで、自力で移動して、カードを取りに行くようになりました。


離れたところに絵カード1003 - コピー

↑遠くにカードを置くと、それを目指して、

離れたところに絵カード②1003 - コピー

↑ゆっくり、ゆっくり、手を使いながら、

離れたところに絵カード④1003 - コピー

↑移動していき、欲しいカードをとります。(※あおい:3歳2か月)


いざり這いとは、座ったまま手だけを使って這って移動することで、障害のあるお子さんにみられやすい移動方法のようなのですが、リハビリの先生方は、「これはあおいちゃんにとっての立派な移動方法ですよ」と仰ってくださいました。



今まで背這いすることはあったけれど、娘がこんな風に、“前へ前へ”と移動できるようなことがなかったので、本当にびっくり…!


”欲しいものを取りに行く”という精神的なパワー、本当に強いんだな、と感じた瞬間です。



ここから、“コミュニケーションをとる相手(母の私)にカードを渡しに来る”ことまではさすがに出来ていませんが、身体の向きを変えて私のいる方角にカードを突き出すような動作もみせてくれたり、私が気付かないフリを続けていると一度だけ泣き顔をみせてくれたこともありました。




第2段階、とりあえずはこんな感じで様子見つつでいいかな…と、同時進行的に、次は、“カードを識別する”練習をはじめました。






**********


複数のカードから、好きなものを選択できるようになるためには、最初は判別しやすいように、“好きなもの“と”嫌いなもの”を並べるとよいとのこと。



娘の嫌いなものを考えるのが意外に難しかったです…。



以前はぬいぐるみや大きな音の出るものを怖がったりしていたのですが、最近は平気になったし、食事はそもそも練習程度に少ししか与えていないから苦手なものがないし…。



悩んだ挙句、スプリント(娘の腕を拘束するもの。チューブ抜去防止のため使用。)のカードをつくり……

スプリント1004 - コピー



もし間違ってこのカードを選んだら、腕にこれを付けられて罰ゲーム的な感じで動けなくなる…というようにしてみることにしました。



これを大好きなテレビ(リモコン)のカードと並べておくと……

嫌いなものの絵カードと2つ1003 - コピー


真っ先にリモコンの方に向かいました。

2枚から選ぶ1003 - コピー


意地悪して、ちょっとだけ、リモコンのカードの方を遠くにしても、そっちをとれたから、このカードに対する認識はかなりよさそう。






さらに、ここらあたりで、今度は、コミュニケーションブックといわれるらしい、カードを収納するバインダーをつくって、色んなカードを使って、識別の反応を少しずつみていくことにしました。




コミュニケーションブックは…
100均にあるバインダーや、クリアファイルなどを素材につくれましたが、マジックテープだけ、amazonでロールで注文しました。

絵カードのファイル作成1003 - コピー


表紙はこんな感じ。

絵カードをブックに貼る1003 - コピー


本当はマジックテープの列は、本来、4本くらいあって沢山のカードを並べられるようなのですが、娘のカードは今意図的にかなりサイズを大きくしてるので、とりあえずそれが納まる2本の列に。


中はこんな感じで、日頃遊んでいるオモチャや絵本、(+あんまり好きでないと思われる絵本)などを並べています。

絵カードを入れるファイル1003 - コピー





これを使って、今、色々試しているのですが……
ハッキリとカードをチョイスできているときもあれば、そうでないときもある感じです。


好きの度合いが強いもの……
テレビ、おうたえほん、アンパンマンのおもちゃ

…などはかなり認識がよさそうで、あとからカードに相当する実物を2つ並べても、カードで選択したものと同じものをとるのですが、


絵本2冊だと、カードで選択していない本の絵本を選んでしまったりすることもたまにあります…。


このあたりは地道に練習しつつ、様子をみていきたいかなあ、と思っています。






とはいえ、今一番困っているのは、娘のあおいがテレビ(のカード)に夢中なこと。


バインダーの表紙に、“リモコン(テレビ)”のカードを貼っていなくても、バインダーを必死にめくり、いつも1ページ目に置いてあるリモコンのカードを探して、引きはがし、こっちにポイと投げ出す娘の姿に絶句…。



「あおいちゃん、テレビに集中できるってすごいじゃん。」
「好きなことが1個でもみつかれば、ずっと好きなことして過ごしていいのよ。」



…というような甘いお言葉を、周りからいただくこともあるのですが、母としては、やっぱ長時間の見すぎは気になる…。


なので、1番組見終わったら、とりあえず、“おしまい”ということを分からせたい。


絵カードについて詳しくネットで情報公開されているお母さんのページで再度勉強させていただき、私も“今はダメ”スペースをつくって、試していくことにしました。



ダメなものを貼る場所1003 - コピー

↑1ホワイトボードに、赤いビニールテープをつけ、上下に白いマジックテープ。全て100均で揃えられました☆






また、あおいは手の機能にも制限があるため、マジックでとめられたカードを引き離せないのではないかと思い、”タッチでOK”のルールにしようと思っていたのですが、意外にも、回を増すごとに剥がすのが上手になってきています。

マジックテープをはがす1004 - コピー



ただ、上手く剥がせないと、イライラした感じ?で、なんでもいいから頂戴になるのか、隣のカードに手を伸ばしたりするので、そういう素ぶりになったら、カードにタッチするだけでOKと、素早くサポートするようにしています。








今後の課題は……

識別の精度をあげることもそうなのですが、
絵カード(PECS)の本には、“コミュニケーションブックをいつでも持ち歩いて、常にカードを使って練習”というようにありました。


これまでは家にいるときに少しずつしかできていません。


けれど娘は家にいるときより、外にでると調子がでにくく落ち着きがなかったりすることもある子です。


“外でも慣らす”っていうのは何事においても大事かも…。

そこで……


外出用絵カードファイル1003 - コピー

↑家で使っているコミュニケーションブックよりもひとまわり小さいサイズのバインダーをまた100均で買ってきて、

持ち運び用絵カードファイル1003 - コピー

↑カードも少し小さくして、外出先で使いそうなアイテムなどを入れてみました。


カードを小さくする、というのも、併せて今後の大きな課題の一つです。





また通わせてもらっている児童発達デイの方にもお願いして、“母以外の人ともこれを使って意思疎通できるか”、試してみたいとも思っています。

今度、デイのおもちゃなどを色々写真撮影させてもらって、認識できるか、チャレンジしてみよう。







**********



絵カードを試し始めてから、実は周りの方々から、

「あおいちゃんの場合、こういうのは、支援学校に行ったときにやってもらえるから、今頑張ってしなくてもいいんじゃない?」

「先生にやって貰えばよくてお母さんがこれをやらなくてもいいんじゃない?」



というようなお言葉をいただくこともありました。

(善意で掛けてくださった言葉で、私自身、それはそれで納得する部分もありました…。)


またお友達のお母さんからは、「こういうのってやるのが大変じゃない?」と訊かれたことも……。




正直、カードをつくること自体は、多少時間はとるけれど、そんなに大変ではなかったです。

(画像をみればもうお分かりかと思いますが、私は超絶雑なテキトー人間で、キレイにサイズを合わせて切り貼り工作するなどしておりません…。
どうせまたサイズを小さくしてつくりなおすことになるだろうから、まだ本気だしてないんです…とかダメ人間な言い訳をしてみる…。)



カード作成よりも大変なのは、実践……。


ついつい、娘に言葉をかけてしまって、カードをとることを誘導してしまったり、娘のカード選択が意外なものだと間違っているのかと、反応を疑ったり……。



このへんのフォローとか、観察が、上手にできず、まだまだ試行錯誤が続いております…。





また先の言葉にあったように、「今私が頑張らなくても…」という気持ちが出てくることも時々……。

娘との接し方について、もっとノンビリ接していいのではないかと、自問自答することは、何度もこれまで繰り返してきたことでもあります。



母の私がまるで訓練士をしているような気分になったりもしましたし、「遊びより訓練色が強いかも」と感じ、オンとオフの切り替えがヘタな私は、「どうしよう、また娘のペースに合わせられずイケイケモードになってないかしら?」と自問自答する場面もありました(笑)



でもコミュニケーションの訓練は、どうしても日常と地続きなもので、いかに日常をそういう練習に取り込めるかがカギなのかなあと、今回色々試してみて、改めて思うところもでてきました。






絵カードの本を読んだり、リハビリの先生方にご相談して新たに分かってきたことですが、絵カードをさらに昇華させることができれば、1日のスケジュールをカードを使ってあらわしたり、自分の気分や体調を表すカードを選択したり……色々なものの理解に役立てていけることも知って、色々な可能性をついつい夢見てしまいます。




娘がどこまで成長するのかは分からないけれど、引き続き、ゆっくりトライしていくことが出来れば、と思っています。




にほんブログ村
↑ブログ村さんの障害児育児カテゴリのランキングに参加しています☆
スポンサーサイト
2017-08-28(Mon)

絵カードへの挑戦~その2~

先月から、絵カード(PECS)を使ったコミュニケーションにトライしてみたのですが(前記事)、いったんその試行錯誤をストップ。


取り組み方について迷うところもありつつ、とりあえず、正式な方法について学習しなおし、娘の体調が落ち着いてから、再度イチから挑戦してみることにしました。


有難いことに、ネットを通じて、娘のように肢体不自由で、手の機能に制限がある場合でも、取り組める工夫について知ることができる機会もあり、参考にさせていただいたのと、PECSについての本もようやく読むことができました。


自閉症児と絵カードでコミュニケーション 二瓶社0828

↑「自閉症児と絵カードでコミュニケーション」アンディ・ボンディ著/ロリ・フロスト 二瓶社 




今、段階としては、改めて1段階目(カードを出せば欲しいものが得られることがわかる)を終えて2段階目(離れた場所にいる相手にカードを渡せるようになる)に進もう…というところ……。


再度の試行錯誤の末、本に沿わずに進めてみようかという部分も出てきたのですが、とりあえず、今の取り組みについてまとめたいと思います。




【絵カードを掴みやすいようにする】

まず、前回からの反省として、“カードをより掴みやすいように”改良を加えました。


ミニカーのカード0828

↑100均の発泡スチロールの板をカッターで切って、切り口をガムテープでとめる。さらに取っ手を付けて、プラカードのようにしてみました。



カードの改造色々0824

↑このプラカードみたいなのを、何個かつくっておけば、前回つくったカードのどれでも、テープでピタッと貼りつけることができて便利☆



以前試したときもカードに手を伸ばしてくれてはいたのですが、これだとしっかり掴めるようになりました。




【好みのカード(強化子のカード)をもう1度よく考える】


前回は、日常で、本人が(実物で選ぶ頻度が高い)「好きなオモチャ」や「好きな絵本」のカードを使っていたのですが……


この“好みのカード”、「なんとなく好き」レベルではなく、「かなり好き」「欲がすごく強く出る」カードの方が認識を高めるということ、また「すぐに消費されてしまうもの」はカードとして使いやすいとあり、改めて最初に使うカードについて、考えてみることにしました。



経管栄養の娘にも「食べ物」のカードをつくって試してみたり、遊ぶ動作の1ターンが短く単純で“消費”の傾向が強い、と思われるオモチャを考えて、試してみたりしたのですが…あまりしっくり来ませんでした。


かき氷とミニカーのカード0828
↑試していたのは、“かき氷を一口ずつ”や、“ミニカーを対面で1回走らせるごとに”など。




結局、ピックアップすることになったのが、“テレビ”のカード。


あおいはテレビ(というよりも「おかあさんといっしょ」の録画番組とDVD)が大好きで、みているときはニコニコいつもご機嫌…。

テレビのカード0828

↑カードの画像は、「テレビ本体にする」「テレビ番組の出演者の画像にする」「(もしくはお気に入り)DVDのパッケージにする」など、どれが一番よいのか、とても迷ったのですが、リモコンにしてみました。




あおいは、番組の中でも好きでない場面(歌)があるようで、そのときには停止を要求して、近くにリモコンがあると、私の手をとってそれを触るような場面があり、「リモコン=テレビ」の意識が強いのかな…と思ったので……。


このカードを使って、以下の流れを繰り返しました。



①(最初は後ろにパパが補助してくれる状態で)あおいに「テレビのカード」を私に渡してもらうようにする。

②カードを渡せたら、「テレビ見たいの?テレビ」とワードを繰り返しながら、私がリモコンをみせながら、「おかあさんといっしょ」を再生する。

③5分くらい流したところで、わざと「おしまいにしよっか」といって、一度、停止ボタンを押して消してしまう。(うちのテレビの場合、初期画面になる感じなのですが…。)

④そこで、もう一度カードをとって渡してもらう。この動作を繰り返す。




※最初はともかく、慣れてきたら、“本人がカードを取る前に、テレビというワードを言ったりして誘導したりしないようにする”みたいです。このあたりも、以前試したときに出来ていませんでした…。



これまで試したどのカードよりも、反応がよさそうな感じがしたので、試しにカードを少し離れたところに置いても、いつもは安定しない座位の姿勢から、前に身体を出し、カードを自分で取りに行くような動作をはじめてしてくれて、なかなかよい反応のように思われました。


絵カードとあおい0828 - コピー

↑ちょっと無理やり写真を撮ってしまったのですが……こんな雰囲気。




また、予想外の反応も一つありました。



あおいのカード学習と関係ない場面で、私がニュースをみようとテレビをつけたときに、自分のみたい番組でないことに腹を立てたのか、グズって泣き出す場面がでてきました。


急いでカードを少し離れたところに置いてみると、(寝ころんだ状態からの背這いのようなもので)それを掴んで私の方を向いて、カードを差し出す動きをしました。


あおいは普段家では泣くことが少ない子なのですが、「自分のみたい番組をみせてほしくて泣いて要求する」という、子供らしい反応と捉えていいのでしょうか。





【第2段階に進むにあたって】


第2段階は、「離れている相手にカードを渡せるようになる」ということのようなのですが、あおいのように肢体不自由の子の場合、歩いたりできないので、代わりに「まず音のでるもので相手の注意を引く→絵カードで欲しいものを伝える」という流れに挑戦できるとのこと…!


正直、これは結構難易度が高いように思えました。


必要な医療ケアのため、常に誰か(主に母ですが)がすぐ傍についている状態が普通になってしまっていることもあり、娘が「離れたところにいる誰かをよぶ」というシチュエーションをつくることなんて考えもしなかった…。



音の出るもの…
あおいは、これまで楽器系のオモチャで上手く遊べたことがなく、ガラガラもあまり好きではなかったように思う…どちらかというと、「ボタンを押す動作」の方が慣れているかも…



そこで、こういうボタンで試してみようかな、と思ったのですが…
早押しアンサー0828

↑“早押しアンサー”のボタン (894円)



第1段階を試している中で、案外あおいがカードを遠く離れたところに置いても、今までみないような動きで取りに行こうとする反応をみせてくれたので、「なんだかこの動きが勿体ないかしら。」と迷いがでてきました…。


ただ、私があおいと離れても、カードを掴んだあとは、その場所から動かないので、“渡す”動作ができていません。(そのための人を呼ぶボタンなんですよね…。)



ボタンについて……リハビリの先生にも相談してみたのですが、ちょうどあおいが色々な動きをみせてくれているので、エイド(機器)に頼りすぎなくても今はよいのではないか……ということで、もう少し、娘がどのくらい、動き面でも発達をみせてくれるか、テレビを利用しつつ、見守っていけないかな、と思っています。




また、今たまたま体調がいいからだけなのかもしれませんが、あおいが身振り手振りによる動作を自然と出していく機会も多く見られるようになり、日常的なコミュニケーションをジェスチャーで、そして主に学習の側面の強い場面(絵本を選ぶ、オモチャを選ぶ/絵合わせのように一致したものを選ぶ?/モノや形を認識する?)を絵カードで、上手く利用していけないかというお話もありました。



絵カード…まだまだ試行錯誤が続きそうなのですが、可能性が広がるとすごく楽しそうなので、続けてトライしていきたいと思っています。



にほんブログ村
↑記事を読んでくださって有難うございます☆にほんブログ村の障害児育児ランキングに参加しています。
2017-07-28(Fri)

絵カードを使ったコミュニケーションに挑戦

今年の5月(あおい2歳10か月)に、療育園で心理発達をみていただいている先生から、「カード」を使って何かを選ぶ方法について、教えていただく機会がありました。

実物とカードの例0727② - コピー

↑オモチャを撮影した写真がカードになっていて、“2枚あるオモチャのカードの中から、遊びたい方のオモチャのカードを選ぶ…“という練習にはじめてトライしました。(※写真のものは家でつくったカード)


娘の反応は極めて薄く、カードには手を伸ばさず、実物だと手を伸ばす…という様子で、「あおいにはかなり高度なのかなあ。」と思い、家で試すのに二の足を踏んでいたのですが……



最近、このカードを使ったコミュニケーションについて、詳しく書かれたブログを拝見する機会があり、改めて、トライしてみたいと思うようになりました。


主婦さんのブログ

(主婦さんのブログに、絵カード(PECS)を使ってのコミュニケーション方法について……その意義、カードの作成方法、実践方法、段階的にレベルアップしていく方法……などなど、ものすごく詳しく書かれていました。

実際の作り方やトライ方法など、かなり私オリジナルになってしまったところもあるのですが、こちらで色々読ませていただいたおかげで、具体的なビジョンがはじめてみえました。)



また、いつもあおいの療育面全般についてご相談させていただいている、訪問リハビリの先生にも色々お伺いしつつ、今月から少しずつカードの作成にとりかかりました。



【絵カードをつくってみる】

今回、私がつくったのは、絵カードというよりも、写真カードです。

療育園でみせていただいたカードは定期券大でしたが、あおいは視力もよくないので、もっと大きく印刷することに…。



まずはカードにしたいものとして、あおいがよく好んで選択するオモチャを色々撮影するところからスタート。

どうせあとから加工することにはなると思いつつ、分かりやすくモノ単体が写るように、壁をバックにしたりしながら、余計な背景が写りこまないようにしました。

カード撮影0727 - コピー


次に、その画像を、パソコンに取り込みます。

ここからは、画像を編集するソフトで“モノ”だけを切り取って印刷するようにしたり、ラベルカードを印刷できる無料ソフトを使ったり……
色々方法があるようなのですが、何をやっても不器用、パソコンスキルも高いといえない私は、随分とめんどくさいアナログな方法をとってしまいました(笑)


絵カード手順0727

①写真用紙に印刷→②白い切った画用紙を用意しておいて→③物体部分を切り取って貼り付け(必要なら文字も)→④ラミネーター用紙に挟んでカット



※最初は…以前、パパが「あおいの顔を大きく印刷したい」と買っていながら、全然使っていなかった、A4の写真用紙に、パワーポイントを使って画像を載せてから印刷していたのですが、途中、面倒になって、L版の写真用紙に印刷するようになりました。


リハビリの先生からは、

●カードには厚みがあった方がいいこと
●背景は白バックにした方がいいこと
●一生懸命つくっても、子供は大人の意図に沿わないことも多いので、まずは、あまり手をかけずにつくるとよいこと

などを伺いました。


ラミネート加工する方法もはじめて知ったのですが、100均でラミネーター機がなくても使えるラミネート紙があったので、買って使ってみました。

文字はなんとなく加えてしまったけれど、あおいの場合、なくてもよかったかな、と思っています。





【色々なカードをつくり、それを分類する】

私が大変な悪ノリしてしまったところなのですが、まだカードを使った初歩の練習を十分に試していない段階から、「こういうのもカードにできないかしら」「こういうのも意思疎通できないかしら」と、色んなカードをつくってしまいました(笑)


リハビリの先生からは、「とりあえずカードをカテゴリ別に分類して、試せるものを試していけばいい」というように暖かいお言葉をいただき、つくったものを分類することに。


●まず最初につくったのは、オモチャのカード。↓

玩具に関するカード0727 - コピー


●あとから追加で作成した、絵本のカード。↓

絵本に関するカード0727 - コピー

●おうたえほんも何冊かもっていてあおいが大好きなので…。↓

お歌絵本のカード0727 - コピー


●生活に関連するカード。“選んで実物がでてくる”という法則に当てはまらない、理解するのがかなり難しそうなものをつくってしまいました。写真の撮り方もイマイチなような…↓


生活に関するカード0727 - コピー


●運動に関連するカード。あおいが好きなものではあるのですが、これも難易度が高そう。あと、本人が写りこんで遊んでいる写真の方が分かりやすいのかも…とあとから思いました。

運動に関するカード0727 - コピー


● “人”に関連するカード↓

人物のカード0727 - コピー

「こういうのをつくるのもアリ」と、先生がご助言くださったカードで、訪問看護師さんたちの写真も撮らせてもらいました。


●実物のあるものではないので、初歩の練習には向かなさそうですが、あおいの好きなもの、ではある「テレビ番組」のカード。↓

テレビ番組のカード0727 - コピー


●最後に…「はい」「いいえ」をどうにかして、あおいが表現できないか、ついつい考えてしまい、つくってしまった…〇×のカード。

はいいいえのカード0727 - コピー



大方のカードが出番知らずですが、とりあえず、私が管理しやすいように、カテゴリ分けしたカードに簡単な表紙をつけて、(無料のクリップアートをパワーポイントに貼り付けて印刷しただけ)単語カードのように、リングでまとめてしまいました。

絵カードの整理0727 - コピー








【カードにチャレンジしてみて…】

「気負いせず、つくったカードを、どんどん試していく」

「一番最初の課題は、(好きなものがうつった)絵カードを相手に渡すと欲しいものが手に入ると認識させること」


が、まず目標になり、今月は体調を崩してしまったときもあって、途中かなりお休みしましたが、少しずつチャレンジしてみました。


最初にカードをあおいの前に出したときは、じーっとみるけれどひたすら無反応でした(手を伸ばさない)。


パパのいるときなどに手伝ってもらいつつ、カード(好きなオモチャがうつったもの)を無理やり掴ませて、私に渡すように誘導してもらう→私が実物のオモチャを渡す…という動作を繰り返していました。

(そして、私1人のときには、カードを娘にみせて、それに手を伸ばすと、オモチャを出す…というようなこともしていました。)


そのうち、カードを傍に置くと、それに手を伸ばすような反応もでてきたので、
「本来は1人でカードを渡せるようになるといいみたいだけれど、あおいの場合、手の機能も制限があるし、これでカードの認知ができたんじゃないかな。」などと勝手に次の段階へ進むことに。




その次の段階は、本来なら、「離れたところから、カードを持ってきてもらう」というものらしいのですが、これは自力で背這いしかできない娘にとっては困難なので、
せっかちな私の性格もあって、「園でやったような2つのものから選ぶ」ということに、さっそくチャレンジしてみることにしました。




しかし、ここで大きくつまずいてしまいました。


2枚のカードを出すと、「両方選ばない」か、もしくはなぜか、「両方掴もうと両手を伸ばす」という反応に。

カードの2択0727 - コピー


思ったような反応が得られないことについて、リハビリの先生や心理の先生に相談してみたところ……


●最初の段階の練習が足りないのかもしれない(カード=好きなものがもらえる、の認知が足りないまま、カードを渡すように促していた可能性大)ので、その部分を繰り返して練習する

●もしくは、とにかく、カードと実物を一緒に並べて出して、選んでもらうという動作をひたすら繰り返す

● “好きなもの”と“明らかに嫌いなもの”を並べてみて、“嫌いなもの”の方を小さく印刷して、“好きなもの”を取りやすくする状況をつくってみる。

●実物にカードを付けて並べるが、そこにわざと違うカードを置いたりして、絵合わせのようにできるか試してみる



……などのアドバイスをいただき、地道に少しずつ続けていくことに。


小さい歯みがきのカード0727 - コピー

↑嫌いなものの方を小さくするという方法はポピュラーなようですが、あまり嫌いなものが思いつかず、”歯みがき”のカードをつくってみましたが、かなり分かりにくそう…。あとから”あまり好きじゃないと思われる絵本”に変更してみました。



また最初は、“オモチャ”のカードのみで試していましたが、そもそもこれがあおいの一番認知しやすい、好きなものなのか…



「あおいちゃんは絵本が大好きで、オモチャより絵本の認知が高そうなので、絵本から試してみては。」というご意見もいただき、絵本カードの方をたくさんつくって、試してみることにしました。



すると、確かに絵本カード(おうたえほんも含む)の方の反応がよく、絵本カードだと、“好きな絵本”と“あまり好きでない絵本”の中から1つのものを選ぶ動作がみられたり、またカードを出すと本棚の方に目をむける…などの反応がみられました。


絵本を選ぶ0727 - コピー



以前、「(あおいと同じ)痙性まひの子供は視覚や空間認識力に障害のある人が多い。」という情報も目にしたことがあるので、平面(絵本の表紙)から平面(写真)の方が認識しやすくて、立体のものが写真になってると分かりにくいのかな……などと色々考えてもしまい、今度眼科や療育の先生にも相談してみたいと思いました。




メガネと絵カード0727 - コピー

↑せっかく最近メガネもできたので、カードをよくみてくれるかな…と思っていましたが、このあとメガネは思いっきりとられてしまいました。なかなか思ったようにはいきません(笑)



********

絵カードへの挑戦……なかなか険しそうな道のりですが、リハビリの先生も、「コミュニケーション方法を、なにかコレとひとつの方向性を決めず、いろんな方法を試すと良い。」と仰ってくださっていて、長い目で様子をみたいと思っています。


前回記事に書いた、手を使った遊びに関しても、小さな小さな芽がでてくるまで、かなりの時間がかかりました。根をつめず、できるときに少しずつトライしたいところです。


上手くいかなければそれもそれで一つの結果……時間を置いてしまうと思いますが、また経過を書くことができればと思っています。




にほんブログ村
↑記事を読んでくださってありがとうございます☆にほんブログ村の障害児育児ランキングに参加しています。
2017-07-25(Tue)

発声のない我が子とのコミュニケーション

分離(気切)オペをしている娘のあおいにとっては、“声を出す”ということが、不可能になっています。


その上、精神・知的発達の遅延も大きいといわれており、これまで、娘とのコミュニケーションについて悩むことが多々ありましたが、訪問リハビリの先生が、たくさんのアドバイスをくださったこともあって、昨年には、ほんの少しずつ、成長を感じる場面がでてきました。


そしてつい最近では……療育園の心理の先生のススメもあって、絵カードを使ったコミュニケーションにもチャレンジしてみることに。

絵カードみほん0723 - コピー


この絵カードについては、次回書かせてもらいたいと思うのですが、まず、今月3歳になった、これまでの娘とのコミュニケーションについて……を、振り返りたいと思います。



【意思疎通が全くとれなかったころ】

あおいは、1歳近くになるまで、“笑う”ということも一切なく、非常に感情が読みにくい子供でした。


顔の筋肉が動かなくても、目線や動作などで喜んだりしていることが分かるお子さんもおられると思うのですが、それすらなく……。

(分離オペをする前は、呼吸の状態がよくないときもあったので、苦しかった、というのもあるかもしれませんが。)

また、母親の私が顔を近づけてあやそうとすると、全身を硬直させて、目線をそらすようなことがほとんど。


目線をあわさない07231歳5か月 - コピー

↑分離オペを受ける前の、1歳5か月のときのあおい。あやそうとしても全く目線もあわない。強い“自閉傾向”(という表現が適切なのかわかりませんが…)のようなものにあると感じました。



唯一感情を出している、と思われたのが、リハビリが嫌で泣いていたときで、なんとなく、“リハビリの先生”と“母親の私”が違うことや、訓練がしんどい…ということの認識はあるのかしら…などと思っていました。


はじめて笑うようになったのは、1歳近くなったころ。


1歳3か月笑ったとき0723 - コピー

↑1歳3か月の頃のあおい。左側の麻痺度がより強いためか、左右の口角の動きにも差があります。今では少しずつ左の口角も動くようになってきました。



笑うタイミングとしては、私が薬をこぼしてしまって困っていたり、病院のベッドの上からオモチャが落ちて「こらっ!」などと言いながら拾ったりいると、笑ったりしていて、イタズラ好きなのかしら…と思っていました。

また絵本を繰り返し読んでいると、好きなページで笑ったり、母がベッドの下に身を隠して、そこから大きく身体を出すようにして「いないいないばあ」をすると喜んだり……少しずつ、「面白い」「嬉しい」を出す場面が出てきました。





【手遊びを使ったコミュニケーションをはじめる】

在宅生活(1歳8か月~)に入ると、訪問リハビリの先生が、たくさんのアドバイスをくださるようになったのですが、
その一つが、手遊びをして、手の動き(ジェスチャー)を促す…というものです。



手遊びといえば…

♪糸をまきまき糸をまきまき~♪
♪トントントントンひげじいさん~♪
♪これっくらいの、お弁当箱に~♪
♪あたま、かた、ひざ、ポン~♪


など色々な歌のバリエーションがあると思うのですが、とにかく歌いながら手を動かして、楽しく遊ぶ…というものです。


あおいは上肢(腕)の動きにもかなり制限があり、関節が硬かったり、腕が内旋(内側に力が加わって曲がりこんでいるような状態)したりという問題もあったので、その緊張をほぐす運動にもなっていました。


そして、娘の腕をとって、何回も、何回も、“歌と動作を憶えてもらう”ということを繰り返していると、続けて半年ほど経ったころに、“自分のしたい手遊びを人の手をとって一緒にやろうとする“という動きがでてきました。


最近になっては、かなりぎこちないですが、動作の一部を自分一人でもする場面もみられるようになってきました。


糸をまきまきの動作0723 - コピー

↑♪糸をまきまき~♪をしているつもりらしい娘の姿。1人で何かしたときは、どんな状態でも、思いっきり褒めています(笑)



キラキラの動作0723 - コピー

↑♪キラ~キラ~キラ~キラ~手は下に♪をしている様子。


頭を指す動作0723 - コピー
↑また何百回以上も繰り返してようやくなのですが(笑)、「あたま」というと、「あたま」を自分で指すようになりました。体のパーツを指す練習や“まねっこ”の練習もしているのですが、なかなか険しい道のりです。






【手のジェスチャーを取り入れていくこと】

リハビリの先生は、こういった手遊びのほかにも、いろんな場面で、ジェスチャーをしながら、あおいに話しかけておられます。

私もその動作一つ一つを見倣い、

もう1回のサイン0723 - コピー

↑“ご本もう1回読む?”“もう1回このオモチャで遊ぶ?”というように訊くときは、立てた人差し指を握ってもらうように促す。


おしまいのサイン0723 - コピー

↑なにかを終わらせるときは、「おしまい?」ときいて、“おしまい”を表す手の動きをみせる。


など、会話の中に、なんとなく指し示すような手の動きを取り入れるように、日頃から意識するようになりました。


お互いのジェスチャーが上手く伝わっていると感じるときもあれば、そうでないときもあり、ムラがあります。


はーいの合図0723 - コピー

↑「ご本読む人、はーい」…とか、「オシッコした人、はーい」と言って、手をあげてもらうように促すと、とりあえず私の真似をして手を挙げてはくれるのですが、言葉を理解してあげているわけではない様子。


また、手の動きだけでなく、頭の動き…“はい”と頷く、“いいえ”と首を振る…がなんとかして出来ないものかなあ、と思っているのですが、これもなかなかムズカシイ…。

(時々吸引のときなどに、嫌そうに首を振ることはあるんですけどね…)






【2つのものから“選ばせる”場面をつくる】


また、在宅に入ると、家の中に、色々なオモチャや本がある中で、「なにかを選ばせる」ように仕向ける場面を増やすことができました。

「どっちにする?」といって、その中から一つのものを選んでもらうことは、重要な意思表示になるように思います。


お着替え選び0514改

↑これはお洋服を選ぶ場面。


リハビリの先生から一つご指摘をいただいたのは……

「2つの中から選ばない」ということがあっても「理解していないから選べない」とは限らない…ということ。

「両方ともに興味がない」ということもあり得るということですね…。



そういう場面に出くわした時は、また別の選択肢を持ってくるようにしています。

絵本・玩具・洋服などを、自分で指して選んだり、好きな玩具に向かって背這いで移動するなどの場面が、2歳を過ぎてから少しずつでてきました。



【“おうたえほん”を使ってのコミュニケーション】

さらに、以前読んだ書籍・「脳性まひ児の家庭療育」の中には、

“原因”と“結果”という考え方が早期コミュニケーションの基本。ボタンを押して音楽が流れるような機器は代替コミュニケーションを補う基礎的なもの……


というようなことが書かれていました。

おうたえほん2冊0723 - コピー


そこで出てくるのが、上記写真のような、「ボタンを押すと音楽や歌が流れるおうたえほん」。


※写真絵本は、「いっしょにうたおう! にほんごとえいご だいすきおうた」 (たまひよおうた絵本)と、「たのしい きょく いっぱい すてきな おうた えほん」 (わくわく音あそびえほん)



確かによく見かけるこの“おうたえほん”ですが、“自分でその中から好きな歌(ボタン)を選ぶ”というところにおいて、意思表示が反映しやすいアイテムのように思います。

また、“絵本部分の絵柄”と、“ボタンに書いてある絵”が同じかどうか、目でものを認識する力が試される部分もあるかもしれません。


あおいもこの“おうたえほん”が大好きで、一緒にみていました。(メドレーモードでしばらく音楽が流れるのも目を離すときに便利。)


お歌絵本選び - コピー

↑最初は、一緒に、絵本部分をめくりながら、色んなお歌をきくところからスタート。
ずっと使っていると、“好きな歌”が出てきて、その部分のページをめくり、私の手を掴んで、「これを押して」と促してくるようになりました。



あおいの動作の中で、手遊びにしても、おうたえほんにしても、おもちゃなどにしても、“何でも人の手をとってしようとする”ということが多く、このことに不安を憶えていたときがありました。



おうたえほんクレーン現象 - コピー

↑今でも私の手をとって、ボタンを押してもらおうとします。


これが、俗にいうクレーン現象…(※他人の手を使って自分がしたいことを代わりにしてもらおうとする行動のこと。自閉症のお子さんによく見られるという。)なのではないかと、色々先生に相談したこともあったのですが、


あおいの場合、“上肢(腕)の動きがかなり制限されているため、本人も動かすのに強い不安があり、手伝ってもらおうとしているという面が大きいのでは”というお答えもあり……

あまり深く考えすぎず、少しずつ自分1人で触ってもらったりするように促していると、

おうたえほんボタンを押す0723 - コピー


ボタンを押す動作0722 - コピー

↑最近になってようやくなのですが、1人で自由にボタンを押す場面もでてきました。




こういう機器を使ってのコミュニケーションの完成形?として、ついつい私が夢見てしまうのは、文字を押して、言葉を伝える……ということ。

あいうえおパッド0723 - コピー

↑「あいうえお」を押すパッドのおもちゃ。長い病院生活が退屈で、音のでるオモチャが欲しいと生後8か月くらいのときに購入してしまいました。



文字の認識は、あおいにとって相当高度なものでしょうし、理解できる今後の可能性も極めて低いのかもしれませんが、リハビリの先生も、「可能性を限定せず、小さいときにこういう文字のかたちを見せておくのもいいこと。」と暖かいお言葉をいただいたので、たまーにこれでも遊んでいます。




*******


日々の医療ケアに追われ、体調のアップダウンに成果が左右されることがありつつも、少しずつ、娘から色々な表情や動作がでてくることは、とても嬉しいものでした。


けれど、これまでの取り組みには、どちらかというと、あおいの意思表示を私が必死にくみ取る…という場面が多かったように思います。

もう少し、あおいの方から主体性を持って、意思表示するようなかたちのコミュニケーションに進化できないものか……ということで、トライしてみようとなったのが、“絵カード”を使ってのコミュニケーション……。

それにつきまして、次回に続きを書きたいと思います。



にほんブログ村
↑記事を読んでくださってありがとうございます☆にほんブログ村の障害児育児ランキングに参加しています。
2017-06-18(Sun)

これまでのSTについて~食べる訓練編~

あらゆるリハビリの中でもっとも効果を感じていない上、色々迷いも感じている、食べる訓練についてですが、今までトライしてきたことを、書いていきたいと思います。


まず、

【食材について】

世の多くのお母さんがお子さんの食事メニューに頭を悩ませられていたり、同じ障害のあるお子さんのママさんの中でもミキサー食や刻み食をつくられている方がいたり……そんな中、私はかなり手抜きさせてもらっている……というよりも、料理という意味では、本当になにもしていません(笑)。


私が娘の訓練で一番使用することが多いのは、凍らせたジュース。

ジュース色々0616

↑冷たいものの方が嚥下反射を促すとのことで、使っています。あおいはアレルギーもあるので色々と慎重になりますが、アイスやシャーベットもたまに使います。

ジップロックにジュース保存0618

↑ジップロックに液体を適量注いで凍らせてしまうだけ。あおいは、嚥下障害がかなり重度で、ほんの少ししか試せないので、必要な分を、パキッと割ってコップにいれたりしています。

小分けパックジュース保存0618

↑もしくは、こういう少量ずつ小分けにできるパックを使用することも…。


凍らせたジュースコップ0616 - コピー

↑少し溶けるまで待って、あおいに飲ませています。(人参ジュースは、あとからの胃残確認の際にも色がハッキリしていてわかりやすい。)


ジュース以外では、粉末状で、お湯を入れて溶かせてのめる、スープやだし汁などをつかっています。(こちらは凍らせたりせず、やや温かめの状態で使用。)

お手軽食材

いつも必ず“とろみをつける”ようにしています。

とろみをつける食材

↑とろみをつける材料も色々あるみたいですね…。個人的には、コーンスターチが元の味が崩れないかも…と感じました。右端にある“ゼライス”は粉末状のゼラチン質のもので、リハビリの先生のススメで最近購入してみたのですが、動物性たんぱく質なので、アレルギーに慎重になってしまい、結局まだ使っていません…。



とろみをつけることのメリットというと、“誤嚥しにくい”ことだと思っていたのですが、“とろみがあることで材料にまとまりがでる”“まとまりがでることで舌の上から喉の奥に、運びやすくなる、飲み込みやすくなる”とおききしました。


とろみをつけたコーンスープ

↑コーンスターチを加えたコーンスープ。娘に悪いけど、あんまりおいしそうにみえないな…。マドラーでかなりかき混ぜても、粉っぽさが残ってしまう…。




“とろみ”に関しては、出来上がりに毎日少し差がでてしまっているのが反省点ですし、そもそも、どれ位のとろみがベストなのか……が実感できておらず、摂食指導の専門の人に、アドバイスいただけたりする機会がないだろうか…と思っている今日この頃です。



その他には、家に“ブレンダー”(ハンドミキサー)があるので、スムージーのようなものを作ることもあります。


愛用ブレンダー0618

バナナスムージー0616

↑バナナ約半分とミルク50mlでできるバナナミルクジュースは簡単なうえ、バナナのおかげか、少しドロッとしたとろみ感のある仕上がりになるのが嬉しいです。





【使用するスプーン&食器について】

スプーン色々0616

スプーンは、最初、スーパーで購入したときにいただける、アイスクリームのスプーン(写真・右側2点)などを使っていました。口が小さく、一度にごく少量しか試せないあおいには、丁度良く、またかたちも平で使いやすかったです。

その後、試せる量が増えたので、大人用アイススプーンを使ってみたりもしましたが、


最近では、普通の子供用スプーンを使っています。(写真1番左・ファミリアの離乳食スタートセット3,564円についていたスプーン3本セットのもの)

食器はお祝いにいただいた、名入れの素敵なものがあるのですが、あおいの場合、一式使うほどの食事ができず、いつもマグカップに入れて、そこからスプーンですくってあげています。

本当は食器に色々な食材を入れて、少しずつ違うテイストを試せるといいなあ、と思うのですが…いつもなかなか余裕がありません…。



【訓練を行うときの姿勢について】

リハビリについて参考にしている「脳性まひ児の家庭療育」という本にて、「幼児と重度障害の赤ちゃんにとっての適切な体位は“半坐位にして、頭と両腕を前方に保って食べさせること”」とありました。

リハビリの先生にもご指導いただきつつ、昨年は、こんな姿勢で訓練をしていました。

半座位の嚥下訓練0618

↑写真はあおいの代わりに、くまさん。


しかし2歳3か月過ぎたころから、あおいがこの姿勢を嫌がり、のけぞるようになってしまったので、トッターという座位保持椅子の代わりに使用しているもので行うことになりました。

トッターにのったあおい1歳11か月 - コピー


座位保持椅子が今年春にはじめてオーダーをして、夏に出来上がる予定…。より安定した姿勢での嚥下訓練に期待しています。



【飲み込みを促すフォローについて】


もっとも悩んでいる点です。
色々アドバイスいただいたことがあるにもにも関わらず、難しいなあ、と、いつも思っています。

まず、スプーンでジュースなどをすくって、それを娘の口に持っていきます。


スプーンで口へ0616 - コピー

↑ジュースなど液体上のもののときには、あまり奥に入れず、唇の手前あたりから、吸わせるように……とろみのあるものの場合は、ややスプーンを奥に入れて舌の上にしっかり乗せるとよい…とお伺いしました。



そこから、ゴックンをさせるのですが…

口を閉じる動作0616 - コピー

この“ゴックン”をさせるときのフォロー……指のかたち、圧の掛け方にいつも迷ってしまいます。

訪問歯科医の先生には、「自分がものを食べて飲み込むときの口や顎のかたちを意識してください。」「口はそのとき必ず閉じているはずです。」とアドバイスいただきましたし、また、「下アゴ、舌の付け根あたりを閉じさせるように指で圧をかける」ともおききしました。


また本で読んだコントロール方法としては、下記2通りの方法が記されていました。


横からの嚥下アプローチ0618図

↑子供の横サイドから手を添えてアプローチ。

正面からの嚥下アプローチ図0618

↑子供の正面から手を添えてアプローチ。


実際やってみるとこんな感じ…。

横からの嚥下アプローチ0618

↑横から…。


正面からの嚥下アプローチ0618

↑正面から…


これが上手く出来ているのかどうか、イマイチよくわからないんですよね…。
娘が嫌がって、顔を背けてしまったり、アゴを開く力に押し返されてしまうこともしばしば…。

あおいは、嚥下の飲み込みの喉の動きが、極めて微弱だと、いわれることが多いですし、母親の私もそれを実感しているのですが、地道にこの訓練を行いたいと思いつつ、もっと楽し気ないい方法はないのか……と悩んでいます。




【最後に、訓練を行う時間や頻度について】

以前は、躍起になって、夜間以外の4回の経管栄養の時間の前に、必ず、10分~20分、こういう嚥下訓練の時間をとっていました。

でもあまり楽しみを感じられなかったのと、成果も大きく得られていないように思い、最近は、1日に1回か2回、私や家族が揃って食事をするときに、あおいも一緒に座椅子に座らせ、合間に少しお試しする…というようになってきています。




食べる訓練について……

あおいはこの先々も経管栄養・胃ろうがメインですし、”食べさせる”ことばかりを意識せず、もう少し楽しみをもって母子ともにトライしていきたいというのが、今後の課題のような気がしています。


なにか作る段階から娘を参加させたり、あるいは家族揃っての外食の場で娘にも少し食事を試してみたり……そういうことにも今後トライできるといいな。


けれど、食事の形態や、嚥下のコントロールについては、より正確な知識も欲しく、そういう摂食指導の集まりを探してみるか、訪問歯科医の先生がご紹介くださった有料の訪問STさんに伺う機会をつくるか…今後色々検討していきたいと思っています。




にほんブログ村
↑記事を読んでくださってありがとうございます。週明けからかなり立て込んだ予定が入ってしまったので、1週間程ブログの更新お休みいたします。

プロフィール

マカロニ

Author:マカロニ
原因不明の脳性麻痺の娘・あおいについて綴るブログです。喉頭気管分離オペ・胃ろうオペを受けています。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
愛読しているブログ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR