2017-03-15(Wed)

喉頭気管分離オペ直前~直後 報告レポート

娘のあおいは、長期入院させてもらっていた専門病院から、「一時転院」するかたちで、オペをしていただく病院の外科病棟に入院し、その後、また元いた専門病院に戻って退院指導を受けてから、在宅にむかいました。

今回は、娘のオペの直前~オペ直後がどのような流れであったか…に焦点をおいて、色々書いていきたいと思います。



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【オペ前日】
外科病棟入院 しばらくお風呂に入れないので沐浴しておく。午後から絶食。点滴に。
このとき体重を測るが5キロジャストだった。(執刀する先生ができれば5キロほしいと仰っていたので本当にギリギリ…)



【オペ当日】
午前9時30分過ぎ病棟出発 午前11時オペ開始 午後13時オペ終了の連絡
午後14時過ぎICUに完全移動、ここで面会させてもらえた。

あおいのいた病院では、オペ室の前まで見送り、その後、家族は待機室なる場所で待機、オペが終了すると看護師さんから、支給されたPHSに連絡が入る…という感じでした。オペ自体にかかった時間は120分程だそうですが、麻酔準備なども含めると3時間強オペ室にいたようです。


待機室で待機している3時間ほどは、“手術が失敗したらどうしよう”“麻酔から目覚めなかったらどうしよう”などと、気が気でなりませんでした。


その後、オペを終えた先生が、“無事に大きな穴があけれました”と仰ってくださり、気持ちが一気に落ち着きました。



【以降4日間ICU】
オペ直後とは一体どんな感じなのだろう、と一番怖かったのですが、たくさんチューブやモニタがついているものの、意識がほとんどない様子(眠っている様子)で、想像していたよりも苦しそうにはみえませんでした。

首元にはしっかりと“カニューレ”(喉に開けた穴に気道確保するため挿入されている医療物品)がついていて、穴部分の傷口がどうなっているのか、よく見えませんでした。


オペ後の当日は頻脈で、熱が38度以上あり、心配にもなりましたが、翌日には落ち着いていて、1日経つに連れて、少しずつ、モゾモゾと動くようになり、うっすら目をあけるようになりました。傷口が痛むのか、時折眉間に皺をよせたような表情をすることもありました。


オペ直後1歳半加工
↑オペ直後のあおい。小さな身体で本当に頑張った。
ICUにいる間は、絶対安静、特に傷口にかかわる首(喉)・頭部は動かしてはならないとのことで、頭の両側に重しがおかれている。




【オペ5日目~14日目】
ICUから一般病棟に戻れました。経管栄養を少しずつ再開。意識が戻ってきましたが、あまり機嫌がよくなく、やはり術後の部分が痛むのか、時折、泣いたりもしていました。


のちに読ませてもらう機会があった看護系の雑誌の中に、“術後の痛みは4~9時間がピーク、72時間ごろに痛みは断続的になる“と書いてありました。でもなにも分からない小さなあおいにとって、突然自分の体が麻酔で動かなくなっていて、身体に変化があって、とても怖かっただろう、と思っています。




【13日目~】
オペ後、最初のカニューレ交換を行いました。
オペ前にも先生が、“オペ後2週間のカニューレ交換が無事にすめば退院へと向かう”と仰っていましたが、“2週間”というのが分離オペ経過をみる目安の日数だったようです。

カニューレ交換は先生が行ってくださり、それを見学させてもらえたのですが、
このとき、はじめて“喉の穴の傷がどのようになっているか”を、見せていただくことができました。



オペ後の気管孔加工
↑オペ2週間後のときの気管孔。時間が経つにつれて、赤みもとれていった。




14日目以降からようやく機嫌もよくなってきて、手足をよく動かし、ほとんどオペ前の状態にもどってきました。酸素濃度の値が99以下にならず、むしろ調子がよくなっているようにも思えてしまいました。

そして、ここで元いた専門病院の方で退院指導を受けるため、外科病棟をあとにしました。


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オペ直前ですが、私は、あおいのお気に入りの本を読んだり、しばらくうつ伏せできないだろうからと、めいいっぱい寝返りの練習などをしていました。

オペ前の過ごし方は人それぞれで、“声がきけなくなる前に、わが子の声をビデオなどにしっかり録音/録画しておこう”と思われる親御さんも多いかと思うのですが、私はオペ1週間程前から、娘の動画や写真を撮ることを一切やめていました。

豆腐メンタルの自分がそれをすると余計に悲しくなってしまうかも…と、したくても出来なかったというのが一番正直なところです…。けれど、


「失うものよりもこれから得られるものについてだけ考えよう」
「オペ前のあおいの声ではなく、オペ後今よりも元気になったあおいの姿をたくさんのこすようにしよう」


と、なんとなく自分の中で心を切り替えるようにしていました。


また4日間お世話になったICUですが、面会時間が限られている上、あおいもほとんど薬で眠っている状態だったので、これまで必死にリハビリに取り組んだり、遊んでいたりしていたのが、ある意味はじめて「することがない状態」になりました。



“これだけ身体が空いたのはどのくらいぶりだろうか。そしてこれだけ身体があくことはまた当分ないのではないか。”



そう考えた私は、手術後の経過を心配する気持ちはありつつも、この期間はなるべく心身ともに休ませてもらうことにしよう、と勝手に決めてしまいました。

4日間久々にグッスリ寝たり、友達と会って映画を観に行ったり…。
(面会には一応毎日、1~2時間だけお邪魔させてもらった。私だけでなく、パパやおばあちゃん達があおいに沢山会ってくれた。)


少しの間の休息にエネルギーをチャージさせてもらったおかげで、オペ後のあおいにも、より前向きな気持ちで接することができたのではないかと思っています。




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原因不明の脳性麻痺の娘・あおいについて綴るブログです。喉頭気管分離オペ・胃ろうオペを受けています。

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