2017-03-06(Mon)

妊娠にいたるまで

娘のあおいは原因不明の脳性麻痺ですが、新生児仮死のように、出産直前・直後の出来事が要因でなく、「お腹の中にいるどこかのタイミングで低酸素状態になり、脳幹に障害があるのではないか」といわれております。

妊娠28週目に切迫早産になったものの、産院で定期的に受けていた妊婦検診では、胎児の異常を指摘されたことはなく、一体なにが問題だったのか、よくわからないまま。
そこで今一度、妊娠の経緯を振り返ってみたいと思います。


【妊娠にいたるまで】
親しい人にもあまり公にしていませんが、私達夫婦は諸事情により不妊治療をしておりました。
結局、体外受精(顕微授精)で、治療開始から半年足らずで、妊娠に至ることができたのですが、この経緯の中で、ひとつだけ心にのこっていることがあります。

それは妊娠判明時のhcgの値が極めて低かったことです。

hcgとは、妊娠すると増えるホルモンのことで、不妊治療の多くでは、胚(受精卵)を移植後、血液検査を行い、この値を計ることで、妊娠できたか、妊娠が継続しているかを観察します。
よく、不妊治療についてブログを書かれている方で、「hcgの値が低いから今回はだめかもしれない」と仰っている方がいるように、この値は「妊娠超初期」かどうかを推し量る値にもなるようです。

私は、移植後8日目のhcgの値が8.9と極めて低く、「初期流産の可能性極めて高い。悪ければ子宮外妊娠の可能性もある」といわれました。(通常だと50以上の値がのぞまれるようです。)

ところがその後、15日後の値が368.6と跳ね上がり、妊娠継続となりました。

1回目に計ったhcgの値が一桁台でその後妊娠が継続する確率は極めて低いようで、珍しいケースのようです。(このとき、お腹の赤ちゃんのことを「すごい生命力だな」「来てくれてありがとう」と思いましたが、本当に今でもそう思っています。)


ただ、この、「妊娠超初期においてhcgホルモンの値が異常に低い」ということが、脳幹障害となにか因果関係があるのか、まったくないのかどうか。
あおいがNICUのある総合病院で色々検査をしていたとき、「不妊治療のことと娘の障害のことは関係があるのか」ときいてみたら、「それは関係がないと思う。」といわれました。

障害の原因についてあれこれ考えるのはやめにしようと思いつつ、それでも原因を知りたい、という気持ちは、やはり今でもあります。

最初は、「どうしてこんなことになったのか。」というネガティブな思いもありましたが、今は、
「原因を知ることでその予後がどんなものになるのか知りたい。」
「ほかに同じ症例の方がいたら情報を共有したい。」

と思っています。

次は妊娠中の経過で気になったことを書いておきたいと思います。



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原因不明の脳性麻痺の娘・あおいについて綴るブログです。喉頭気管分離オペ・胃ろうオペを受けています。

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