2017-03-18(Sat)

分離オペ後に私が覚えなければならなかったこと/その1:気管内吸引

分離オペ後、親の私が、在宅に向かう上で、覚えなければならなかったことは、大きくいうと以下の3つでした。


①気管内の吸引
②カニューレ交換
③お風呂(気管内に水が入らないように工夫した入浴の方法)


ひとによって、あるいは病院によって、ケアの方法の指示や覚えなければならない事柄の数もそれぞれ異なると思いますが、今回は、私の娘の場合の気管内吸引について書きたいと思います。



その1:気管内吸引について

オペ前までずっと口鼻から引いていた吸引ですが、オペ後は、

・普通の口鼻から、唾液など分泌物を吸引する
・気管内(切開した穴部分)から、痰など分泌物を吸引する


と2か所から吸引することになりました。


アンポンタンな私は最初、「分離したら、唾液は気管に行かないから気管からってなにも引けないよね、吸引ないんだよね。」と思っていましたが、気管からも痰など分泌物は出てくるのです…。


あおいの気管内を吸引するには、


①人口鼻を外し、清潔な吸引チューブを用意し、吸引機の電源をON

②吸引チューブの8cmの少し手前をもって

吸引⑤

カニューレの穴に最長8㎝までを入れて、素早く(できれば5秒以内)に吸引を終える。

吸引④


※8cmというのは、あおいの場合の、“気管内吸引する最長の長さ”で、これは人によって個人差があり、病院から、「あなたのお子さんの場合は、〇cmです」と指示があるのではないか、と思います。


うちで支給されている吸引チューブには丁度10cmのところに、線のマークがついていて、“この2cmほど手前を持てばよい”と分かりやすくなっています。


何回もしているうちに“〇cm”の感覚が身についてきましたが、一応、吸引機の傍に長さの目安のシールのようなものを貼っています。

8センチワーニング


吸引している時間は呼吸ができない・しにくい状態ですから、なるべく短い秒数で吸引するように、一度に痰が引ききれなければ、少し間をあけて複数回にわたって引くとように、と教わりました。


③吸引チューブを消毒します。

アルコール綿でチューブを上から下に拭き取ります。

吸引1


そのあと流し水を流し、再度、アルコール綿で上から下に拭き、最後にチューブ先端から含んだアルコールを吸わせるようにして、チューブ内もアルコール洗浄します。
(このとき、私は1回目に消毒した綿の裏面を使っています。)

吸引2


※病院では、管理上の問題なのか、気管内を吸引するチューブは1回ごとに破棄することになっていて、何十本ものチューブを一気に使えさせてもらえましたが、在宅では逐一消毒しなければなりませんでした。




口鼻の吸引については、分離オペ前と変わらない感じで行っていますが、
「気管内を吸うチューブ」と「口鼻を吸うチューブ」は、衛生のため、別々にしなければならない、とのこと。


この2本のチューブ、間違えそうになってしまうことが度々ありました。

そこで、我が家では、「口鼻用チューブ」を清潔なハサミで切断して、わざと長さを変えて、取り間違えないようにしています。

チューブ長さ変更

(訪問看護士さんが「こうすればいいんじゃない?」と教えてくれました☆)



また、チューブを洗浄するときに使う水も、衛生のため、別々にしなければなりません。

これについては、退院指導を病院で受けているとき、先輩のママさんが、
「洗浄水を入れる水のコップは、間違えないように、形や色などが全く異なるものを、使うといい」と、すごく有益なアドバイスをくださいました。なので、うちの洗浄水はこんな感じで置いています。

吸引機の水


↑確かに、容器が全然違うと間違えにくいし、あちこちのお宅を訪問してからうちに来られる訪問看護さんたちにとっても、分かりやすいかも。




色々、ごちゃごちゃと書いてしまいましたが、私は、こんな感じで自宅で吸引をしています。

次はカニューレ交換について書ければと思います。



にほんブログ村
↑にほんブログ村に参加させていただいています。クリックしていただけると励みになります。

スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

プロフィール

マカロニ

Author:マカロニ
原因不明の脳性麻痺の娘・あおいについて綴るブログです。喉頭気管分離オペ・胃ろうオペを受けています。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
愛読しているブログ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR