2017-05-29(Mon)

EDチューブの修復裏ワザ&抜去の反省いろいろ

胃チューブと異なり、十二指腸まで入っているEDチューブは、一度抜けると病院まで行って入れ替えてもらわなければならないシロモノ……

それゆえに、抜去されないよう常時工夫し、定期交換などはせず、使えるだけの期間は使うというルールになっていますが、3~4か月も経つと、チューブの方が破損してくることもしばしば…。


チューブ漏れ0528

↑破損するのはいつも決まって、チューブの入り口付近。
アロンアルファで固めて暫くもつこともあるのですが、それでも漏れ出してくることも…。



ERに行くと、一応、チューブをテープで巻いて固定してくださったり、破損した部分を切断してジョイントになる管のようなものをテープでとめてくださったり……色々と対応してくださるのですが、これだけのために、病院に行くのも、結構な負担になってしまいます。

そこで、私が実践しているのが、以前、長期入院していたときにお世話になった先生から、教えていただいた、“チューブを修復する裏ワザ”です。


↓図に書くと、このような感じで、“破損したEDチューブを斜めに切断し、そこからワンサイズ細い胃チューブをコネクトしてとめる”というものです。(当初教えていただいた方法では、ナナメに切るのは胃チューブの方だったかもしれないが、私は下図の方法でうまくつなげられています…)

EDチューブ修復の図0528


娘のあおいの場合、EDチューブは7Fr(フレンチ)という太さなので、その1つ小さい太さの、6Frの胃チューブを使用しています。(在宅の先生からこのときのための緊急用として、胃チューブを、1個180円で購入しています。)


アロンアルファ0528

↑使用するアロンアルファは、速攻多用途のもの。



この方法を教えてくださった先生ご自身は……

「アロンアルファを使うと、チューブの内側まで接着剤がしみ込んで、チューブが狭くなり、通りが悪くなることもあるので、まずはテープで修復した方がよい。」

と仰っていましたが、不器用な私はテープ修復に失敗してしまうので、いつもアロンアルファのお世話になっています。(そしてなぜか通りが悪くなったことは今のところありません。)



EDチューブアロンアルファ塗布0528

↑こんな感じで塗るだけ。

このとき、手元にドライヤーを置いておくと、塗ったそばから一気に温風で乾かせます。


完成するとこのような感じで、胃チューブとドッキングしたようなかたちになります。

EDチューブ修復後0528②


この裏ワザのおかげで、チューブが破損しても、カンタンに自宅で修復できるようになりました☆



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EDチューブに関しては、“詰まる”というトラブルもあります。

在宅ケアがはじまってからは、注入終了後に小まめに水を流しているおかげか、汚れてはくるものの、深刻な詰まりとは無縁でいられています。

詰まりの予防策としては、“薄めたお酢を流すとよい”ときいたことがあり、以前、10倍の水で薄めたお酢を流したことがありました。

そういえば、先日胃ろうチューブを洗浄するのにあたっても、洗剤のような感覚で試しにお酢を使ってみたところ、みるみるキレイになったので、“お酢のちから”はなかなか侮れないようです。



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そして、EDチューブのトラブルの中で、最も気落ちしてしまうのは、やはりチューブが抜けてしまうこと…。


振り返ってみると、“あおい自身が引っ張って抜けた”ときよりも、“テープが鼻水で濡れていて気付かないうちにずれていた”とか、“抱っこするときになにかに巻き込まれて引っ張られてしまった”とか、管理者側の凡ミスともいえるケースが多いような気もします。


以前、訪問看護師さんから、看護講習会の参考のためと、“チューブが抜けたときのお母さんの心情はどのようなものですか?”と訊かれたことがありました。

「お母さんは落ち着いてらっしゃるかしら?」なんてお声がけくださいましたが、とんでもない…!

いつもチューブが抜けたときは、心中「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」と叫びながら、大金ぜんぶギャンブルで擦ったあと、目の前に死神があらわれて、これからバトルロワイヤルに参加しろといわれた藤原竜也ばりの狼狽っぷりで、ERに向かっています。


EDチューブが抜けると、レントゲンをとらなければならないのも、造影剤を飲んで痛い思いをして入れ替えてもらわなければならないのも、すべて娘本人。

「どうして私がもっときちんと見ておかなかったんだろう」と、娘に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

他の人にみてもらっている間に抜けてしまったときにも、「仕方ない」と思いつつ、やはり後ろ暗い気持ちになってしまうのは確かで、やはり、EDチューブは管理にストレスを伴うものだなあ、とつくづく感じます。



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先日も実は“チューブがずれる”というトラブルがあったのですが、その際には、在宅の先生が、みたこともない機械で、チューブの位置を確認してくださり、ERにレントゲンを撮りにいかずに済みました。

まさに、“妊婦検診の際に、お腹にジェルを塗って、エコーで確認する”というような不思議な機械で、みためにはすごく軽量にみえたのですが、高額な医療機器だと仰ってました。(どこからかお借りしたみたい?でした。)


「こんないいものがあるなら、ERに行かなくていいわねえ。」
「これが病院にもあればレントゲンをとらなくてすむなあ。」


と思いましたが、「確かな画像から短時間で判断する」ことを求められるERでは使えないのかもなあ、とも思いました。


「医療機器の貸し出しをして下さっているような業者さんが1個持っていて、それを同じ地域に住むEDチューブ使用の家庭が、トラブルのときだけシェアする」…とかできないかな…って、また無茶なないものねだりをしてみる…。
(経管栄養のお子さんの中でも、EDチューブ使用のお子さんはかなりマイノリティだから、シェアできるような人がまずいないかな…。)


EDチューブってやっぱり管理が面倒だなあ、胃ろうへの移行をもう少し進められないかなあ…と色々迷いが尽きない今日この頃です。




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コメント

こんばんはm(_ _)m
うちの娘もEDなので詰まる事はしょっちゅうあります(泣)
朝と夜の内服薬の数が厄介なので朝早くや夜遅くにERへ駆け込む事もしばしば(ノェ・、`)
ですがお家で開通出来ることもしばしば(笑)
なので我が家には色んな種類のシリンジがあります!!

抜去に関しては幸いにも1度しかないです!!
今は顔まで手を伸ばしませんが以前は私が寝る前におでこでチューブ固定してました〜(^^;)

Mmamさんへ☆

Mmamさんの娘さんもEDチューブなのですね。
お家で開通できるとのこと…すごいです!
以前病院で詰まった時に、看護師さんや先生が、小さいシリンジで押したり引いたりしてくれて、
通りがなおったことがあったのですが、私は見守るだけしかできませんでした(笑)

本当にトラブルがあると即ERなのが困りもので、毎回すぐに診てもらえるわけではないですし、帰宅するころには気力体力ごっそり奪われてちゃってます…。
EDチューブあるある色々ですよね。教えてくださって、とても嬉しいです☆

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Author:マカロニ
原因不明の脳性麻痺の娘・あおいについて綴るブログです。喉頭気管分離オペ・胃ろうオペを受けています。

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