2017-06-18(Sun)

これまでのSTについて~食べる訓練編~

あらゆるリハビリの中でもっとも効果を感じていない上、色々迷いも感じている、食べる訓練についてですが、今までトライしてきたことを、書いていきたいと思います。


まず、

【食材について】

世の多くのお母さんがお子さんの食事メニューに頭を悩ませられていたり、同じ障害のあるお子さんのママさんの中でもミキサー食や刻み食をつくられている方がいたり……そんな中、私はかなり手抜きさせてもらっている……というよりも、料理という意味では、本当になにもしていません(笑)。


私が娘の訓練で一番使用することが多いのは、凍らせたジュース。

ジュース色々0616

↑冷たいものの方が嚥下反射を促すとのことで、使っています。あおいはアレルギーもあるので色々と慎重になりますが、アイスやシャーベットもたまに使います。

ジップロックにジュース保存0618

↑ジップロックに液体を適量注いで凍らせてしまうだけ。あおいは、嚥下障害がかなり重度で、ほんの少ししか試せないので、必要な分を、パキッと割ってコップにいれたりしています。

小分けパックジュース保存0618

↑もしくは、こういう少量ずつ小分けにできるパックを使用することも…。


凍らせたジュースコップ0616 - コピー

↑少し溶けるまで待って、あおいに飲ませています。(人参ジュースは、あとからの胃残確認の際にも色がハッキリしていてわかりやすい。)


ジュース以外では、粉末状で、お湯を入れて溶かせてのめる、スープやだし汁などをつかっています。(こちらは凍らせたりせず、やや温かめの状態で使用。)

お手軽食材

いつも必ず“とろみをつける”ようにしています。

とろみをつける食材

↑とろみをつける材料も色々あるみたいですね…。個人的には、コーンスターチが元の味が崩れないかも…と感じました。右端にある“ゼライス”は粉末状のゼラチン質のもので、リハビリの先生のススメで最近購入してみたのですが、動物性たんぱく質なので、アレルギーに慎重になってしまい、結局まだ使っていません…。



とろみをつけることのメリットというと、“誤嚥しにくい”ことだと思っていたのですが、“とろみがあることで材料にまとまりがでる”“まとまりがでることで舌の上から喉の奥に、運びやすくなる、飲み込みやすくなる”とおききしました。


とろみをつけたコーンスープ

↑コーンスターチを加えたコーンスープ。娘に悪いけど、あんまりおいしそうにみえないな…。マドラーでかなりかき混ぜても、粉っぽさが残ってしまう…。




“とろみ”に関しては、出来上がりに毎日少し差がでてしまっているのが反省点ですし、そもそも、どれ位のとろみがベストなのか……が実感できておらず、摂食指導の専門の人に、アドバイスいただけたりする機会がないだろうか…と思っている今日この頃です。



その他には、家に“ブレンダー”(ハンドミキサー)があるので、スムージーのようなものを作ることもあります。


愛用ブレンダー0618

バナナスムージー0616

↑バナナ約半分とミルク50mlでできるバナナミルクジュースは簡単なうえ、バナナのおかげか、少しドロッとしたとろみ感のある仕上がりになるのが嬉しいです。





【使用するスプーン&食器について】

スプーン色々0616

スプーンは、最初、スーパーで購入したときにいただける、アイスクリームのスプーン(写真・右側2点)などを使っていました。口が小さく、一度にごく少量しか試せないあおいには、丁度良く、またかたちも平で使いやすかったです。

その後、試せる量が増えたので、大人用アイススプーンを使ってみたりもしましたが、


最近では、普通の子供用スプーンを使っています。(写真1番左・ファミリアの離乳食スタートセット3,564円についていたスプーン3本セットのもの)

食器はお祝いにいただいた、名入れの素敵なものがあるのですが、あおいの場合、一式使うほどの食事ができず、いつもマグカップに入れて、そこからスプーンですくってあげています。

本当は食器に色々な食材を入れて、少しずつ違うテイストを試せるといいなあ、と思うのですが…いつもなかなか余裕がありません…。



【訓練を行うときの姿勢について】

リハビリについて参考にしている「脳性まひ児の家庭療育」という本にて、「幼児と重度障害の赤ちゃんにとっての適切な体位は“半坐位にして、頭と両腕を前方に保って食べさせること”」とありました。

リハビリの先生にもご指導いただきつつ、昨年は、こんな姿勢で訓練をしていました。

半座位の嚥下訓練0618

↑写真はあおいの代わりに、くまさん。


しかし2歳3か月過ぎたころから、あおいがこの姿勢を嫌がり、のけぞるようになってしまったので、トッターという座位保持椅子の代わりに使用しているもので行うことになりました。

トッターにのったあおい1歳11か月 - コピー


座位保持椅子が今年春にはじめてオーダーをして、夏に出来上がる予定…。より安定した姿勢での嚥下訓練に期待しています。



【飲み込みを促すフォローについて】


もっとも悩んでいる点です。
色々アドバイスいただいたことがあるにもにも関わらず、難しいなあ、と、いつも思っています。

まず、スプーンでジュースなどをすくって、それを娘の口に持っていきます。


スプーンで口へ0616 - コピー

↑ジュースなど液体上のもののときには、あまり奥に入れず、唇の手前あたりから、吸わせるように……とろみのあるものの場合は、ややスプーンを奥に入れて舌の上にしっかり乗せるとよい…とお伺いしました。



そこから、ゴックンをさせるのですが…

口を閉じる動作0616 - コピー

この“ゴックン”をさせるときのフォロー……指のかたち、圧の掛け方にいつも迷ってしまいます。

訪問歯科医の先生には、「自分がものを食べて飲み込むときの口や顎のかたちを意識してください。」「口はそのとき必ず閉じているはずです。」とアドバイスいただきましたし、また、「下アゴ、舌の付け根あたりを閉じさせるように指で圧をかける」ともおききしました。


また本で読んだコントロール方法としては、下記2通りの方法が記されていました。


横からの嚥下アプローチ0618図

↑子供の横サイドから手を添えてアプローチ。

正面からの嚥下アプローチ図0618

↑子供の正面から手を添えてアプローチ。


実際やってみるとこんな感じ…。

横からの嚥下アプローチ0618

↑横から…。


正面からの嚥下アプローチ0618

↑正面から…


これが上手く出来ているのかどうか、イマイチよくわからないんですよね…。
娘が嫌がって、顔を背けてしまったり、アゴを開く力に押し返されてしまうこともしばしば…。

あおいは、嚥下の飲み込みの喉の動きが、極めて微弱だと、いわれることが多いですし、母親の私もそれを実感しているのですが、地道にこの訓練を行いたいと思いつつ、もっと楽し気ないい方法はないのか……と悩んでいます。




【最後に、訓練を行う時間や頻度について】

以前は、躍起になって、夜間以外の4回の経管栄養の時間の前に、必ず、10分~20分、こういう嚥下訓練の時間をとっていました。

でもあまり楽しみを感じられなかったのと、成果も大きく得られていないように思い、最近は、1日に1回か2回、私や家族が揃って食事をするときに、あおいも一緒に座椅子に座らせ、合間に少しお試しする…というようになってきています。




食べる訓練について……

あおいはこの先々も経管栄養・胃ろうがメインですし、”食べさせる”ことばかりを意識せず、もう少し楽しみをもって母子ともにトライしていきたいというのが、今後の課題のような気がしています。


なにか作る段階から娘を参加させたり、あるいは家族揃っての外食の場で娘にも少し食事を試してみたり……そういうことにも今後トライできるといいな。


けれど、食事の形態や、嚥下のコントロールについては、より正確な知識も欲しく、そういう摂食指導の集まりを探してみるか、訪問歯科医の先生がご紹介くださった有料の訪問STさんに伺う機会をつくるか…今後色々検討していきたいと思っています。




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↑記事を読んでくださってありがとうございます。週明けからかなり立て込んだ予定が入ってしまったので、1週間程ブログの更新お休みいたします。

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原因不明の脳性麻痺の娘・あおいについて綴るブログです。喉頭気管分離オペ・胃ろうオペを受けています。

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