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2017-10-04(Wed)

絵カードへの挑戦その③~カードの識別~

夏から始めた、絵カードを使ってのコミュニケーションの練習……家にいるときに少しずつ試しつつだったのですが、ここ最近、娘に大きな変化がでてきました。



絵カードを離れたところに置く……ということを試していくうちに、娘が”いざり這い”のようなかたちで、自力で移動して、カードを取りに行くようになりました。


離れたところに絵カード1003 - コピー

↑遠くにカードを置くと、それを目指して、

離れたところに絵カード②1003 - コピー

↑ゆっくり、ゆっくり、手を使いながら、

離れたところに絵カード④1003 - コピー

↑移動していき、欲しいカードをとります。(※あおい:3歳2か月)


いざり這いとは、座ったまま手だけを使って這って移動することで、障害のあるお子さんにみられやすい移動方法のようなのですが、リハビリの先生方は、「これはあおいちゃんにとっての立派な移動方法ですよ」と仰ってくださいました。



今まで背這いすることはあったけれど、娘がこんな風に、“前へ前へ”と移動できるようなことがなかったので、本当にびっくり…!


”欲しいものを取りに行く”という精神的なパワー、本当に強いんだな、と感じた瞬間です。



ここから、“コミュニケーションをとる相手(母の私)にカードを渡しに来る”ことまではさすがに出来ていませんが、身体の向きを変えて私のいる方角にカードを突き出すような動作もみせてくれたり、私が気付かないフリを続けていると一度だけ泣き顔をみせてくれたこともありました。




第2段階、とりあえずはこんな感じで様子見つつでいいかな…と、同時進行的に、次は、“カードを識別する”練習をはじめました。






**********


複数のカードから、好きなものを選択できるようになるためには、最初は判別しやすいように、“好きなもの“と”嫌いなもの”を並べるとよいとのこと。



娘の嫌いなものを考えるのが意外に難しかったです…。



以前はぬいぐるみや大きな音の出るものを怖がったりしていたのですが、最近は平気になったし、食事はそもそも練習程度に少ししか与えていないから苦手なものがないし…。



悩んだ挙句、スプリント(娘の腕を拘束するもの。チューブ抜去防止のため使用。)のカードをつくり……

スプリント1004 - コピー



もし間違ってこのカードを選んだら、腕にこれを付けられて罰ゲーム的な感じで動けなくなる…というようにしてみることにしました。



これを大好きなテレビ(リモコン)のカードと並べておくと……

嫌いなものの絵カードと2つ1003 - コピー


真っ先にリモコンの方に向かいました。

2枚から選ぶ1003 - コピー


意地悪して、ちょっとだけ、リモコンのカードの方を遠くにしても、そっちをとれたから、このカードに対する認識はかなりよさそう。






さらに、ここらあたりで、今度は、コミュニケーションブックといわれるらしい、カードを収納するバインダーをつくって、色んなカードを使って、識別の反応を少しずつみていくことにしました。




コミュニケーションブックは…
100均にあるバインダーや、クリアファイルなどを素材につくれましたが、マジックテープだけ、amazonでロールで注文しました。

絵カードのファイル作成1003 - コピー


表紙はこんな感じ。

絵カードをブックに貼る1003 - コピー


本当はマジックテープの列は、本来、4本くらいあって沢山のカードを並べられるようなのですが、娘のカードは今意図的にかなりサイズを大きくしてるので、とりあえずそれが納まる2本の列に。


中はこんな感じで、日頃遊んでいるオモチャや絵本、(+あんまり好きでないと思われる絵本)などを並べています。

絵カードを入れるファイル1003 - コピー





これを使って、今、色々試しているのですが……
ハッキリとカードをチョイスできているときもあれば、そうでないときもある感じです。


好きの度合いが強いもの……
テレビ、おうたえほん、アンパンマンのおもちゃ

…などはかなり認識がよさそうで、あとからカードに相当する実物を2つ並べても、カードで選択したものと同じものをとるのですが、


絵本2冊だと、カードで選択していない本の絵本を選んでしまったりすることもたまにあります…。


このあたりは地道に練習しつつ、様子をみていきたいかなあ、と思っています。






とはいえ、今一番困っているのは、娘のあおいがテレビ(のカード)に夢中なこと。


バインダーの表紙に、“リモコン(テレビ)”のカードを貼っていなくても、バインダーを必死にめくり、いつも1ページ目に置いてあるリモコンのカードを探して、引きはがし、こっちにポイと投げ出す娘の姿に絶句…。



「あおいちゃん、テレビに集中できるってすごいじゃん。」
「好きなことが1個でもみつかれば、ずっと好きなことして過ごしていいのよ。」



…というような甘いお言葉を、周りからいただくこともあるのですが、母としては、やっぱ長時間の見すぎは気になる…。


なので、1番組見終わったら、とりあえず、“おしまい”ということを分からせたい。


絵カードについて詳しくネットで情報公開されているお母さんのページで再度勉強させていただき、私も“今はダメ”スペースをつくって、試していくことにしました。



ダメなものを貼る場所1003 - コピー

↑1ホワイトボードに、赤いビニールテープをつけ、上下に白いマジックテープ。全て100均で揃えられました☆






また、あおいは手の機能にも制限があるため、マジックでとめられたカードを引き離せないのではないかと思い、”タッチでOK”のルールにしようと思っていたのですが、意外にも、回を増すごとに剥がすのが上手になってきています。

マジックテープをはがす1004 - コピー



ただ、上手く剥がせないと、イライラした感じ?で、なんでもいいから頂戴になるのか、隣のカードに手を伸ばしたりするので、そういう素ぶりになったら、カードにタッチするだけでOKと、素早くサポートするようにしています。








今後の課題は……

識別の精度をあげることもそうなのですが、
絵カード(PECS)の本には、“コミュニケーションブックをいつでも持ち歩いて、常にカードを使って練習”というようにありました。


これまでは家にいるときに少しずつしかできていません。


けれど娘は家にいるときより、外にでると調子がでにくく落ち着きがなかったりすることもある子です。


“外でも慣らす”っていうのは何事においても大事かも…。

そこで……


外出用絵カードファイル1003 - コピー

↑家で使っているコミュニケーションブックよりもひとまわり小さいサイズのバインダーをまた100均で買ってきて、

持ち運び用絵カードファイル1003 - コピー

↑カードも少し小さくして、外出先で使いそうなアイテムなどを入れてみました。


カードを小さくする、というのも、併せて今後の大きな課題の一つです。





また通わせてもらっている児童発達デイの方にもお願いして、“母以外の人ともこれを使って意思疎通できるか”、試してみたいとも思っています。

今度、デイのおもちゃなどを色々写真撮影させてもらって、認識できるか、チャレンジしてみよう。







**********



絵カードを試し始めてから、実は周りの方々から、

「あおいちゃんの場合、こういうのは、支援学校に行ったときにやってもらえるから、今頑張ってしなくてもいいんじゃない?」

「先生にやって貰えばよくてお母さんがこれをやらなくてもいいんじゃない?」



というようなお言葉をいただくこともありました。

(善意で掛けてくださった言葉で、私自身、それはそれで納得する部分もありました…。)


またお友達のお母さんからは、「こういうのってやるのが大変じゃない?」と訊かれたことも……。




正直、カードをつくること自体は、多少時間はとるけれど、そんなに大変ではなかったです。

(画像をみればもうお分かりかと思いますが、私は超絶雑なテキトー人間で、キレイにサイズを合わせて切り貼り工作するなどしておりません…。
どうせまたサイズを小さくしてつくりなおすことになるだろうから、まだ本気だしてないんです…とかダメ人間な言い訳をしてみる…。)



カード作成よりも大変なのは、実践……。


ついつい、娘に言葉をかけてしまって、カードをとることを誘導してしまったり、娘のカード選択が意外なものだと間違っているのかと、反応を疑ったり……。



このへんのフォローとか、観察が、上手にできず、まだまだ試行錯誤が続いております…。





また先の言葉にあったように、「今私が頑張らなくても…」という気持ちが出てくることも時々……。

娘との接し方について、もっとノンビリ接していいのではないかと、自問自答することは、何度もこれまで繰り返してきたことでもあります。



母の私がまるで訓練士をしているような気分になったりもしましたし、「遊びより訓練色が強いかも」と感じ、オンとオフの切り替えがヘタな私は、「どうしよう、また娘のペースに合わせられずイケイケモードになってないかしら?」と自問自答する場面もありました(笑)



でもコミュニケーションの訓練は、どうしても日常と地続きなもので、いかに日常をそういう練習に取り込めるかがカギなのかなあと、今回色々試してみて、改めて思うところもでてきました。






絵カードの本を読んだり、リハビリの先生方にご相談して新たに分かってきたことですが、絵カードをさらに昇華させることができれば、1日のスケジュールをカードを使ってあらわしたり、自分の気分や体調を表すカードを選択したり……色々なものの理解に役立てていけることも知って、色々な可能性をついつい夢見てしまいます。




娘がどこまで成長するのかは分からないけれど、引き続き、ゆっくりトライしていくことが出来れば、と思っています。




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コメント

絵カードへの挑戦その③~カードの識別~

頑張ってね

ちー姉さんへ☆

ありがとうございます!頑張ります☆
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マカロニ

Author:マカロニ
原因不明の脳性麻痺の娘・あおいについて綴るブログです。喉頭気管分離オペ・胃ろうオペを受けています。

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